最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百九十七話 為了民眾
「據說據點在一座目前無人使用的貴族宅邸地下。既然是魔導師的團體,布有強力的結界,直接傳送進入還是不要比較好。」
「拠点は今はだれも使っていない貴族の屋敷の地下です。魔導師の集団だけあって、強力な結界が張ってありますので、直接転移というのは止したほうがよいでしょうな」
「知道了。就先在周圍待命吧。」
「わかった。一応周りで待機しておいてくれ」
「遵命。」
「かしこまりました」
「那我先去了。」
「じゃあ行ってくる」
「路上小心。」
「行ってらっしゃいませ」
那麼說著,我以西爾巴的身分進行了傳送。
そう言って俺はシルバーとして転移したのだった。
傳送的目的地正是事先告知我的那座貴族宅邸。
転移した先はあらかじめ教えられていた貴族の屋敷。
聽說幾年前就被棄置不用,任其荒廢;既然會被犯罪組織當作據點,也不能完全說是帝國的失職。
数年前に使われなくなってから、放置されていたそうだ。それが犯罪組織の拠点にされているのだから帝国の落ち度と言えなくもない。
「嘛,荒廢的宅邸哪一座都不可能一一掌握,沒辦法。」
「まぁ放棄された屋敷なんて一々把握できないから仕方ないか」
我一邊低聲嘀咕著,一邊走進宅邸內。
そんなことを呟きながら、俺は屋敷の中に入る。
然後找到通往地下室的門。
そして地下室に繋がる扉を見つけた。
當然上了鎖,還被結界封住了。
もちろん鍵がかかってるし、結界で封じられてもいる。
可這種程度對我來說幾乎等同不存在。
だが、この程度なら無いも同然だ。
我將手放在門上,灌注魔力。
扉に手を添え、魔力を流し込む。
門霎時爆裂,連結界也無法承受我注入的魔力,徹底消失。
すると扉が一瞬で爆ぜた。結界も俺が送り込んだ魔力に耐え切れず、完全に消失してしまった。
「這樣那邊應該也會注意到吧。」
「これで向こうも気づいただろうな」
我沿著通往地下室的階梯往下走,同時提高周圍的魔力濃度。
地下室に繋がる階段を下りながら俺は周りの魔力濃度を上げていく。
儘管是以魔導師主導的組織,但在末端的應該還是普通人類。
魔導師が主導する組織とはいえ、末端にいるのは普通の人間のはず。
沒必要特地去應付那種人。
そういう奴らをわざわざ相手をしてやる必要もない。
這麼想著,我就到了地下室。
そんな風に思っていると地下室についた。
「哦?」
「ほう?」
眼前是一條單行通道。
目の前にあるのは一本道。
看似毫無異狀,但看不見的魔力絲線縱橫交織。
何の変哲もないように見えるが、見えない魔力の糸が張り巡らされている。
若被它觸發,應該會有什麼東西出來吧。
それに引っかかれば何かが出てくるんだろうな。
這麼想著,我若無其事地沿著那條通道前進。
そんな風に思いつつ、俺は何事もなくその一本道を進む。
果然因為觸發了魔力絲線,牆上射出箭矢。
すると魔力の糸に反応したため、壁から矢が飛び出してきた。
「魔法和陷阱聯動啊。果然是魔奧公團的據點。」
「魔法と罠の連動か。さすが魔奥公団の拠点だな」
雖說是有趣的機關,但僅止於有趣而已。
面白い仕掛けだとは思うが、面白いだけだ。
以啟動時間來看,對高手無效。
発動までの時間を考えれば猛者には通用しない。
實際上,那射向我的箭在途中就已經失速落下。
実際、俺に向かってきた矢は途中で失速して落ちてしまっている。
穿過那條通道,眼前突然豁然開闊成一片大空間。
そのまま一本道を抜けると一気に広い空間に出た。
有數十名男子持武站在那裡等待。
そこでは数十人の男たちが武器を構えて待っていた。
「來了!投擲標槍!」
「来たぞ! 投げろ!」
他們判斷那種能突破陷阱的人,箭矢無效吧。
あの罠を突破するような奴には矢が効かないと判断しているからだろう。
男人們投出標槍。
男たちは投げ槍を投げてきた。
那些標槍也用魔法稍微強化過,品質達到軍隊也會採用的水準。
その投げ槍も魔法で若干強化された代物だ。その質は軍で採用されてもおかしくないレベルだ。
不過。
とはいえ。
「就這樣結束了嗎?」
「これでおしまいか?」
「不可能吧……」
「嘘だろ……」
有人那樣低聲喃喃。
誰かがそうつぶやく。
所有被投擲出的長矛都在我面前停住。
投げ込まれたすべての槍は俺の前で止まっていた。
看到空中停住的長矛,那些機警的人察覺接下來會發生什麼,開始躲進掩蔽物後。
空中で静止する槍を見て、勘のいい者は次に起こる事態を察して物陰に隠れようとする。
「那就全部一起退回去。」
「なら全部まとめて返品だ」
長矛在原地瞬間旋轉反向。這時大多數人才意識到會發生什麼,想逃跑,但已經太晚了。
槍がその場でクルリと反転する。そこでようやく何が起こるのか察した多数の男たちが逃げようとするが、もう遅い。
一瞬間,原本在我前方的長矛被射出,貫穿了男子們的身體。
一瞬で俺の前にあった槍が射出され、男たちの体を貫いていく。
就連躲在掩蔽物後的人也被連同遮蔽物一同貫穿,在場的大多數人死亡或喪失行動能力。
物陰に隠れた者もその遮蔽物ごと貫き、その場にいた大半が死亡、または行動不能になった。
然而。
しかし。
「哦?」
「ほう?」
「哇啊啊啊!!」
「うぉぉぉぉ!!」
似乎有一個還算有兩下子的人。
一人、それなりにできそうなやつがいたか。
拔劍的男人從我左側衝了過來。
剣を抜いた男が俺の左から突っ込んでくる。
能穿過那場長矛雨的人,實力大概有A級冒險者的水準。
あの槍の雨を潜り抜けた時点で、たぶん実力的にはA級冒険者クラスの力は持っている。
只是。
ただ。
「不可能……這不可能……」
「そんな……馬鹿な……」
「抱歉,這種敷衍的攻擊連碰都碰不到我。」
「悪いな。半端な攻撃じゃ俺には触れることもできんよ」
那人使出全力的一擊在我面前停住了。
男の渾身の一撃は俺の前で制止した。
見到絲毫未動的劍,那男人露出絕望的表情。
ビクともしない剣を見て、男が絶望の表情を浮かべる。
「還有什麼要說的嗎?」
「言い残すことはあるか?」
「呃……」
「し……」
「嗯?」
「し?」
「西、西爾巴啊啊啊啊啊!!!」
「し、シルバーだあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「多謝介紹。」
「紹介ご苦労」
我用左手將那男人擊飛。
男を左手で吹き飛ばす。
僅此一擊,那人便被撞進牆裡,當場斃命。
それだけで男は壁にめり込み、絶命する。
好了,剛剛那一招應該已經把我來了這件事傳遍敵陣。
さて、今ので俺が来たということは敵全体に伝わったはず。
看來這地下室相當寬廣,大概是原有的地下室被擴建過。
見る限り、この地下室はかなり広い。おそらく元からあった地下室を拡張したんだろう。
「那麼,去找幹部吧。」
「さて、幹部を探すとするか」
我低聲說著,穿過已成血海的房間繼續前進。
呟き、俺は血の海と化した部屋を抜けて先に進んだのだった。
■■■
■■■
「開火,開火!!不要再讓他們進來!!」
「撃て撃て!! これ以上、中に入らせるな!!」
深入地下室時,組織的成員們各自使出反擊手段。
地下室を進んでいくと組織の構成員と思われる者たちが思い思いの反撃手段を取ってきた。
有人施放魔法,也有人使用連弩。
魔法を使う者もいるし、連弩を使ってくる者もいた。
結果都一樣,無法傷及我,但其中有幾人實力與我先前遇到的強者相近。
結果はどれも変わらず俺に届かないということで共通ではあったが、何人か最初に出会った強者と似たようなレベルの者がいた。
僅憑此點便能看出這個組織實力的厚度。
それだけでこの組織の層の厚さが理解できる。
「礙事。」
「邪魔だ」
我看到有人在我前面堆起桌子想做路障,揮動右臂,掀起風壓將他們連同路障一併吹飛。
俺の前で机を積んで、バリケードにしようとしていた奴らを見つけて、俺は右腕を振るって風圧を起こして、バリケードごとそいつらを吹き飛ばした。
在這種封閉空間裡做事都得相當收手,對我來說不利,但看了這陣容,我很慶幸自己衝進來了。
こういう閉鎖空間だと何をするにもかなり手加減しないといけないから、俺からすれば不利なんだが、この陣容を見れば俺が突入してよかったな。
或許塞巴斯和米婭也能壓制住,但肯定會花更多時間,且漏網之魚的可能性也會提高。
セバスとミアでも制圧はできたかもしれないが、きっと時間がかかるし、取り漏らす可能性も増える。
正如此分析時,一名年輕男子從深處出現。
そんな風に分析していると奥から若い男が出てきた。
滿頭血紅髮的粗獷男子,背負著一把巨劍。
血のように赤い髪の粗野な男。背中には大剣を背負っている。
他臉上掛著挑釁的笑容。
その顔に浮かぶのは挑発的な笑み。
「沒想到犯罪組織竟然牽扯到S級冒險者啊。伊格納特。」
「まさか犯罪組織にS級冒険者が関わっているとは思わなかったぞ。イグナート」
出現在我面前的男子名叫伊格納特,是在剿滅靈龜時集結的S級冒險者之一。
目の前に現れた男の名前はイグナート。霊亀討伐に際して集められたS級冒険者の一人だ。
「哼!冒險者本就是萬事通吧?只要報酬夠多什麼都做得出來!因為某人的插手拿不到預期的報酬,我才來這裡賺錢。這些人最好了,付錢大方,不像帝國那樣!」
「はっ! 冒険者は何でも屋だぜ? 報酬さえ積まれればなんだってやる! 誰かさんの割り込みで思っていた以上の報酬はもらえなかったんでな。ここで稼いでるのさ。こいつらは最高だぜ? なにせ金払いがいい。帝国と違ってな!」
說著伊格納特帶著得意的笑容。
そう言ってイグナートは愉快そうに笑った。
為錢而行動是冒險者的常態,並無錯誤。
金のために動くというのは冒険者らしい考えだ。それは間違ってない。
但冒險者公會已明確宣布,所屬冒險者不得與犯罪組織有牽連。
だが、冒険者ギルドは所属する冒険者に対して犯罪組織と関係を持つことは許さないと宣言している。
為了人民。那是唯一且不可違背的鐵則。
民のため。その唯一無二の鉄則に反するからだ。
「你放棄了冒險者的矜持嗎?」
「冒険者としての矜持は捨てたか?」
「為了人民?果然是SS級冒險者大人,你真懂事。我的回答是,去他的。人民有給過我們什麼好處嗎?我們在保護他們,他們卻只會抱怨。我恨透那些人民,也恨你這種拿著冒險者鐵則揮舞的傢伙!」
「民のためってか? さすがはSS級冒険者殿。お利口様だぜ。そんで俺の答えだが、そんなのはクソくらえだ。民が俺たちに何かしてくれんのか? 守ってやってんのに文句ばかりいいやがって。俺は大嫌いなんだよ。民も、その冒険者の鉄則を振りかざすお前みたいなやつもな!」
說完伊格納特拔出背上的劍。
そう言ってイグナートは背中の剣を抜いた。
當魔力灌入那把劍時,劍身被火焰包裹起來。
そしてその剣に魔力が流し込まれると、その刀身は炎に包まれたのだった。
「魔劍嗎。」
「魔剣か」
「沒錯!不管是怪物還是人類,都能焚燒殆盡的最佳夥伴!」
「そうだ! モンスターだろうが人間だろうがなんでも焼き切る最高の相棒だぜ!」
伊格納特一邊吼叫一邊向我直衝而來。
叫びながらイグナートは真っすぐ俺に突っ込んでくる。
S級冒險者本就強悍,我在封閉空間無法全力施為。
S級冒険者はただでさえ強者だし、俺は閉鎖空間じゃ全力を出せない。
這真是誤算,徹頭徹尾的大誤算。
誤算も誤算。大誤算だ。
但是。
だが。
「咳……!?」
「かはっ……!?」
「――真巧,我也很討厭。那些破壞冒險者唯一鐵則的人。」
「――奇遇だな。俺も大嫌いだ。冒険者唯一の鉄則を破る奴がな」
伊格納特還沒靠近我,就被一記橫向攻擊打飛,重重撞在牆上。
イグナートは俺に近寄る前に、横殴りの攻撃を受けて壁にたたきつけられた。
對一頭霧水的伊格納特,我做了個招手的動作。
なにが起こったのか理解できていないイグナートに対して俺は手招きする。
「站起來,伊格納特。我要以SS級冒險者的身分,把冒險者的鐵則好好教訓你一番。」
「立て、イグナート。SS級冒険者として冒険者の鉄則ってやつを叩き込んでやる」
「別鬧了!你這孱弱的魔導師憑什麼!!」
「ざけんな! ひ弱な魔導師風情が!!」
伊格納特爬起來後,先是做出假動作再逼近我。
起き上がったイグナートは今度はフェイントを入れながら俺に肉薄する。
然後從上方揮下魔劍,我用結界將其接住。
そして上段から魔剣を振り下ろした。それを俺は結界で受け止める。
「接住了吧?你的底氣沒了呢,西爾巴先生!」
「受け止めたな? 余裕が消えたぜ? シルバーさんよぉ!」
「不,剛剛只是試了那把號稱能切萬物的夥伴而已。沒什麼了不起。」
「いや、なんでも切れる相棒とやらを試しただけだ。大したことはなかったが」
「混蛋!我要殺了你!還要把你那張品味差的假面剝掉!!」
「このっ! お前は殺す! そしてその趣味の悪い仮面を剥いでやるよ!!」
就這樣,在帝都地底無人知曉之處,SS級冒險者與S級冒險者的戰鬥悄然開啟。
こうして帝都の地下で人知れず、SS級冒険者とS級冒険者の戦いが始まったのだった。