最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第百六十一話 皇帝與冒險者
星期五除了公佈問卷結果外,也會公開角色設計m(__)m
金曜日はアンケートの結果発表に加えて、キャラデザインも公開しますm(__)m
皇帝的邀請。
皇帝からの誘い。
拒絕很簡單,但如果以這次事件為由拒絕,只會讓裂痕更深。
断るのは簡単だが、今回の一件を理由に断れば溝が深まるだけだ。
就皇帝的面子而言,也不會再去依賴曾經拒絕召見的冒險者。那樣一來,西爾瓦捲入這件事的可能性就會被斷絕。
皇帝の面子としても一度、呼び出しを断った冒険者に頼ることはしないだろう。そうなればシルバーがこの一件にかかわる可能性が断たれてしまう。
基於這些理由,我以西爾瓦的身分接受了父親的邀請。
そういうこともあって、俺はシルバーとして父上からの招待を受けることにした。
我以瞬移來到帝劍城那處凸出的廣場。
転移で帝剣城の突き出た広場へと向かう。
那裡擺著桌椅,父親已經坐在那裡。
そこにはテーブルと椅子が用意されており、すでに父上が座っていた。
「辛苦你來了,西爾瓦」
「よく来てくれたな。シルバー」
「是因為收到皇帝陛下親自的邀請才來的。會不會待到最後,要看要談的內容。」
「皇帝陛下から直々の招待だったので来たまでのこと。最後までいるかは話の内容による」
「呼,果然是你」
「ふっ、お前らしいな」
說著,父親示意我坐到對面的椅子上。
そう言いながら父上は俺に向かって対面の椅子をすすめる。
看起來想在同一個地方面對面坐著談。即便對象是SS級冒險者,這樣的處置也算是異例吧。
同じ場所で座って話す気のようだ。いくらSS級冒険者が相手とはいえ、異例の処置だろうな。
而且。
しかも。
「看起來護衛不太多?」
「護衛があまりいないようだが?」
「我把護衛減到最少。如果你真有什麼動作,哪怕有護衛也攔不住。」
「最小限に絞った。お前が何かしたとするなら護衛がいても止められんしな」
「原來如此,那就當作信任的證明收下吧」
「なるほど、信頼の証として受け取っておこう」
廣場周圍有幾名近衛騎士。
広場の周りに数人の近衛騎士。
最靠近的護衛就是那幾個。父親周圍只有我一人,這也算是異例。
最も近い護衛がそれだ。父上の周りには俺しかいない。これまた異例といえる。
「沒錯。我信任你。過去你守護帝國的戰功,嗯」
「そうだ。信頼している。これまで帝国を守ってきたお前の実績を、な」
「抱歉,我沒覺得自己保護過帝國。我一向守護的是人民。」
「残念だが、帝国を守った覚えはない。俺が守ってきたのは常に民だ」
「結果是一樣的。守護人民就是守護國家。自從你出現後,民眾少了許多恐慌的聲音。在這個不容易出現強力魔物的帝國,有SS級冒險者存在,對帝國國民來說是能安心的因素。」
「結局は同じことだ。民を守ることは国を守ることにつながる。お前が出てきてから民が不安の声を上げることは少なくなった。強力なモンスターが出現しにくい帝国にSS級冒険者がいるというのは、帝国国民にとっては安心できる材料なのだ」
「我待在帝國是因為不會和其他冒險者發生衝突。在會出現高等級魔物的地方,冒險者會搶任務,形成類似地盤之爭。我不想捲入那種事,所以待在帝國。」
「俺が帝国にいるのはほかの冒険者との衝突がないからだ。高ランクのモンスターが出現する場所では冒険者たちが依頼の取り合いをする。縄張り争いのようなものは避けたい。だから帝国にいる」
說完,我凝視著父親的臉。
そう言って俺は父上の顔をじっと見つめた。
雖然隔著面具,但父親看出我目光的含義,苦笑起來。
仮面越しではあるが、俺の視線の意味に気づいた父上は苦笑する。
「以你而言,對於這次帝國的舉動難以表示歡迎吧?」
「そんなお前からすれば今回の帝国の行動は歓迎しがたいか」
「招攬冒險者是國家理所當然的事情。我無意反對。但若是讓我感到不快,那我就離開。就這樣而已。」
「冒険者を招致するのは国として当然のことだ。否定するつもりはない。ただ居心地が悪くなるようなら去る。それだけだ」
「那樣帝國會為難。就算招來幾名S級冒險者,也無法取代SS級冒險者。不只是實力,名聲也是。民眾恐怕會感到不安。」
「それでは帝国が困る。S級冒険者を何名招いたところで、SS級冒険者の代わりにはならん。実力はもちろん、名声の面でもな。民もきっと不安がるだろう」
「我懶得管帝國的事。如果有人進入帝國,我就搬走,維持大陸的均衡。需要高等級冒險者的地方多的是。這本來應該是公會總部的工作……但對於現在的公會總部抱持期待恐怕無濟於事。」
「帝国の事情など知ったことではない。誰かが帝国に入ってくるなら俺は移動し、大陸のバランスを保つ。高ランクの冒険者が必要な場所はいくらでもあるからな。本来ならギルド本部の仕事ではあるが……今のギルド本部に期待するのは無意味だろう」
最近,冒險者公會的上層多由不熟悉現場的人佔據。
最近、冒険者ギルドの上層部は現場を知らない者が多く占めるようになった。
過去曾有許多前冒險者在位,但一談到派系爭鬥,公會職員反而比前冒險者佔上風。
かつては元冒険者が多くいたのだが、派閥争いという話になると元冒険者よりはギルドの職員が優勢となる。
職員直接升任為上層的現在的總部變成了相當棘手的存在。
本部の職員がそのまま上層部となった今のギルド本部は面倒なところになった。
他們試圖避免刺激到大陸上那五名SS級冒險者,同時也想設法讓自己可以掌控局勢。
大陸に五人いるSS級冒険者を刺激しないように、かつ自分たちでコントロールできるようにしようとしている。
不過那些人根本不是能被控制的類型,公會也逐漸看清這點,所以大概還是在尋找新的SS級冒險者吧。
まぁコントロールできるような奴らじゃないし、そこらへんもわかってきたから新たなSS級冒険者を求めているんだろうけど。
徒勞無益。要是能靠搜尋就出現,那就不需要費那麼多功夫。
無駄なことだ。探して出てくるなら苦労はしない。
「還是以民為先嗎?」
「あくまで民が第一か」
「這就是冒險者。我們以自由之身守護民眾,不論等級與身分,這是我們唯一的規則。」
「それが冒険者だ。我々は自由な立場で民を守護する。ランクも身分も関係なく、それだけが俺たちの決まり事だ」
「簡單。我不討厭。」
「シンプルだな。嫌いではない」
這麼說著,父親慢慢地品了一口桌上的紅茶。
そう言って父上はゆっくりとテーブルの上にある紅茶を口にする。
從香氣來看裡面似乎摻了點酒,是父親相當喜愛的飲品。
匂いから察するにちょっと酒が入ってるな。父上の好物ともいえる飲み物だ。
「皇帝陛下,您也不會太閒吧?不如趕快說正事如何?」
「皇帝陛下。あなたも暇ではないだろ? 早く用件を伝えたらどうだ?」
「且慢。像這樣周圍沒人的機會可不多,稍微享受一下也沒什麼大錯吧?」
「まぁ待て。こうやって周りに人がいないというのは中々なくてな。もう少し楽しんでも罰は当たらんだろ?」
「你在浪費我的時間」
「俺の時間が削られる」
「性急的人會讓人討厭喔?」
「せっかちな男は嫌われるぞ?」
「那我就回去嗎?」
「帰ればいいのか?」
我這麼一說,父親聳了聳肩,帶著瀟灑的表情苦笑。
俺がそう告げると父上は肩をすくめ、飄々とした様子で苦笑した。
卸下皇帝這個頭銜的父親難得如此,這大概接近他的真性情。
皇帝という肩書を取り払われた父上というのは珍しい。これが素に近いんだろう。
「且慢。接下來要說重要的事。」
「まぁ待て。ここから大事な話だ」
「那就快點吧。」
「では早くしてもらおう」
「那我就直說了,你心裡有喜歡的人嗎?」
「では単刀直入に聞くが、お前に意中の相手はいるか?」
「……到底在說什麼?」
「……一体、何の話をしている?」
「如果你沒有心儀對象的話,我倒覺得可以把我的女兒們中的某個嫁給你。」
「いや意中の相手がおらんなら、ワシの娘たちのだれかをくれてやってもいいと思ってな」
「……你知道自己在說什麼嗎?」
「……言っている意味がわかっているのか?」
「當然。我把女兒嫁給像你這樣的古代魔法使,會招致反感。皇族與古代魔法,這組合對於生活在帝都的人來說是恐懼的代名詞。往昔我的祖父因研究古代魔法而失常,讓帝都陷入恐怖。還有人記得當時的事,這也被一代代傳說下來。」
「もちろん。古代魔法の使い手であるお前に娘を嫁がせるというのは反感を呼ぶだろう。皇族と古代魔法。このセットは帝都に生きる者にとっては恐怖の代名詞だ。かつて我が祖父は古代魔法の研究の果てに狂い、帝都を恐怖に陥れた。当時のことを覚えている者はまだいるし、それは語り継がれる」
「如果我和某位皇女結婚,將來若生下孩子,有可能再度誕生出擁有皇族血統的古代魔法使用者。沒有人會希望那樣的未來吧?」
「俺と皇女のだれかが結婚したとして、そこに子供が生まれれば皇族の血を引く古代魔法の使い手が再度生まれる可能性がある。誰も望まん未来だと思うが?」
當然,作為西爾瓦,我沒打算接受那種婚約。
もちろんシルバーとしてそんな縁談に応じる気はない。
不過父親倒是挺大膽地提出了這個。
しかし思い切ったことを切り出してきたな。
這應該是父親最不想打出的底牌才對。
父上としてはもっとも切りたくない手札のはずだろうに。
可見父親有多麼想留住西爾瓦在帝國。
それだけシルバーを帝国に留めておきたいってことなんだろうけど。
「光靠恐懼無法前進。這片大陸曾遭魔王的災厄,雖然魔王被勇者討伐,但誰能保證類似的敵人不會再次出現?正因如此,五百年前的皇帝選擇授予勇者爵位,並保護其血脈。為了保護帝國、也為了這片大陸的安寧。同時,皇室也沒有放棄強化自己的血脈,藉由吸納優秀的血統,阿德拉家變得強大。這將不會改變。我要賜你公爵之位,將皇女嫁給你,並將你的子孫納入皇室。這是為了帝國,也是為了居住在這大陸上的所有人民。」
「恐怖ばかりでは先には進めん。この大陸はかつて魔王の災禍に襲われた。魔王は勇者が討ったが同じような敵が現れんとなぜ言える? だからこそ、五百年前の皇帝は勇者に爵位を与え、その血筋を保護することを選んだ。帝国を守るため、ひいては大陸のためだ。それと同時に皇家は自らの血筋を強化することも怠らなかった。優秀な血を取り込み、アードラー家は強くなっていった。それはこれからも変わらん。お前に公爵の地位を与え、皇女を嫁がせる。そしてお前の子孫を皇家に取り込む。これは帝国のためであり、大陸に住むすべての民のためだ」
「這想法倒是高尚,但我既無義務也無義理陪同。未來世代的事應該由當時的人去決定。尤其古代魔法受天賦所限,刻意保留血統也不一定能繼承那份素質,反而只會給將來誕生的新生命留下不必要的束縛。」
「ご立派な考えだが、それに付き合う義理も義務もない。後の時代のことはその時代に生きる者がどうにかすればいい。特に古代魔法は素質に左右される。わざわざ血筋を残したところで素質が受け継がれるとは限らない。後に生まれてくる新しい命にいらぬ重しを残すだけだ」
「唔,果然不行嗎。」
「ふむ、やはり駄目か」
大概是抱著『不行也沒關係』的打算吧。
駄目で元々という考えだったんだろう。
父親輕嘆一聲,又抿了一口紅茶。
父上は小さくため息を吐いて、また紅茶を飲む。
「原本我還想看到女兒出嫁的樣子……不過,如果你願意的話,菲妮或艾爾娜也無妨喔?」
「できれば娘の結婚する姿を見たかったのだが……そうだ。お前が望むならフィーネやエルナでも構わんぞ?」
「煩透了。我更不會娶皇女。娶了帝國第一美女只會招來不必要的敵人,娶了勇者的話我的生活會徹底崩潰。別把這種事強加給我。」
「くどい。皇女たちよりももっとお断りだ。帝国一の美女を妻にすればいらぬ敵を作り、勇者を妻にすれば俺の生活は崩壊する。押し付けるのはやめていただこう」
「哈哈哈!!捨棄了能娶菲妮或艾爾娜這種權利的男人大概就只有你了。若是你看不出女性的價值也沒辦法。那就談些現實的事吧。」
「はっはっはっ!! フィーネやエルナと結婚できる権利を捨てる男はお前くらいだろうな。女の価値が見出せんというなら仕方ない。現実的な話に移るとしようか」
「終於……希望你別再耍笑話了。」
「ようやくか……ふざけるのはこれっきりにしてもらいたいな」
「我並不是在開玩笑。你是英雄。若能授予爵位並讓你成為我方親族,這是再好不過的事。當然世事並非總是如此。我問你,什麼樣的條件能讓你留在帝國?支持你有交情的副公會長,這樣你就滿意嗎?」
「ふざけたわけではない。お前は英雄だ。爵位を与え、身内にすることができればこれほど良い話はなかった。まぁ世の中、そううまくはいかないということだな。さて、どういう条件なら帝国に残ってくれる? お前と親交のある副ギルド長の後ろ盾になれば満足か?」
對父親的提議,我將要說出口的話吞了回去。
父上の提案に俺は発しようとした言葉を飲み込む。
正因為我正要提出同樣的提案。
今まさにその提案をしようとしたからだ。
公會維持中立。然而,卻無法排除各國的影響力。
ギルドは中立だ。しかし、すべての国の影響力を排除することはできない。
在決定公會首長時,這類國家的影響力就會變得重要。
ギルドのトップを決めるときにそういう国の影響力は大切になってくる。
目前在公會高層中,懂得現場情況的只有克萊德。若克萊德能成為首腦,公會總部大概會改變。
現在、ギルドの上層部の中で現場を知っているのはクライドだ。クライドがトップに立てばきっとギルド本部は変わるだろう。
那也是我所期望的。因此我原本打算以這次事件為由,請求您支持克萊德。
それは俺としても望ましい。だから今回の一件を理由にして、クライドに協力するように求めるつもりだったんだが。
你搶先說了啊。
先に言われたか。
「怎麼了?這樣可以嗎?」
「どうした? それで構わんのか?」
「若有人表示不服,你打算怎麼辦?」
「それでは不服といったらどうするおつもりか?」
「只會找出一個妥協方案罷了。」
「妥協案を探すだけだな」
「那個妥協裡會包含與帝位爭奪相關的事嗎?」
「その妥協の中には帝位争いに関する事柄は含まれているのだろうか?」
「不會包含。就算是你的要求……我也不打算偏袒任何候選人。皇太子的位子還是要靠自己爭取。」
「含まれんな。いくらお前の要求だろうと……候補者を贔屓する気はない。皇太子の座は自らの手で取ってもらう」
「這樣啊。那就照皇帝陛下的提議吧。請成為克萊德的後盾。」
「そうか。なら皇帝陛下の提案でいい。クライドの後ろ盾になってやってくれ」
說完那些,我便起身離開座位。
それだけ言うと俺は席を立つ。
再待下去已沒必要了。
これ以上、ここに居ても無駄だからだ。
然而,父親叫住了我。
しかし、そんな俺を父上が呼び止める。
「西爾瓦」
「シルバー」
「還有事嗎?」
「まだ何か?」
「這是私人的問題,不想回答也沒關係。是誰教你古代魔法的?」
「これは個人的な質問だ。嫌なら答えなくていい。お前に古代魔法を教えたのは誰だ?」
「――我沒有回答的義務。」
「――答える義務はないな」
「是嗎……古代魔法不僅受素質影響,還得研究珍貴的文獻,並非出身村落的平民能輕易學會。若無相應的身分,連學習都困難。我原以為你是出身高貴,不知如何?」
「そうか……古代魔法は素質に左右されるうえに貴重な文献を研究しなければいけない。村で生まれた平民が易々と学べるものではない。相応な身分がなければ学ぶのすら難しいのが古代魔法だ。ワシはお前が高貴な身分と見ているのだが、どうだ?」
「就由你自行想像吧。」
「ご想像にお任せする」
「是嗎,那我就隨意猜想。或許我的祖父以某種方式存活下來,或是收了弟子。兩者其中之一,會不會就是你的師父?」
「そうか。では勝手に想像させてもらおう。我が祖父が何らかの方法で生き永らえたか、もしくは弟子を取っていた。どちらかがお前の師ではないか?」
「作為故事設定來說這想像不錯。你若隱居,不妨寫本書試試。」
「物語の設定としては悪くない想像だ。隠居なさったら本でも書いてみては?」
「唔,我覺得挺有幾分道理的。」
「ふむ、なかなかいい線をいっていると思うのだがな」
對父親那番話苦笑不已,我便以轉移離開了那裡。
そんな父上の言葉に苦笑しつつ、俺はその場を転移で後にするのだった。
再待在父親面前可能會被發現,所以離開。
これ以上、父上の前にいてはバレるかもしれないからな。