最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第八十四話 聖炎
其實呢,上次更新的時候正好距離投稿兩個月了('ω')ノ
実はですね、前回の更新時にちょうど投稿から二か月立ってました('ω')ノ
雖然中間有休息一段時間,但總字數已經達到三十五萬字,來到第三部結束前夕。
休憩を挟みつつではありますが、一応三十五万字、第三部終了間際まで来ました。
這也多虧大家的應援。第三部應該還剩幾話就會結束,我會全力以赴讓大家看得開心,還請繼續支持m(__)m
これも皆さんの応援のおかげです。あと数話で第三部は終わると思いますが、お楽しみいただけるように全力を尽くします。お付き合いいただければ幸いですm(__)m
「別理會雜兵!」
「雑魚に構うな!」
領頭的莉澤洛特喊道。
先頭を行くリーゼが声をかける。
正如她所說,莉澤他們優先選擇前進,而不是逐個擊倒敵人。
その言葉通り、リーゼたちは敵を倒すことよりも先に進むことを優先していた。
他們只有一個目標。
彼らの狙いはただ一つ。
那就是把琳菲亞帶到黑色球體所在之處。
リンフィアを黒い球体の場所まで連れていくことだったからだ。
站在琳菲亞旁邊的阿貝爾望著天空低聲自語。
そんなリンフィアの傍にいたアベルは空を見ながらつぶやく。
「有SS級冒險者來支援,真省事啊」
「SS級冒険者がサポートに入ってくれると、やることが少なくて助かるぜ」
「是啊。他能來真是幸運。」
「そうですね。彼が来てくれたのは幸運でした」
他一邊對付龍形殭屍和巨型骷髏等強敵,一邊盡可能清除圍繞在莉澤他們周圍的骷髏。
ドラゴンゾンビやジャイアント・スケルトンといった強力な敵の相手を務めつつ、リーゼたちの周りにいるスケルトンも可能な限り削ってくれている。
可以說是所能想到的最佳援軍。
考えうる限り最高の援軍だった。
但是,為什麼吹笛子會讓席爾瓦來呢?
しかし、なぜ笛を吹いたことでシルバーが来たのか。
這個疑問閃過心頭,但很快就被打消了。
疑問がよぎるが、すぐに振り払う。
現在不是去想那件事的時候。
それを考えるのは今ではない。
琳菲亞揮舞著變形成長槍狀的魔劍,將骷髏擊散。
リンフィアは槍の形状にした魔剣を振って、スケルトンを蹴散らす。
「我先上前。」
「前に出ます」
「喂、喂!?大家都是為了保護妳才在這裡啊!?」
「お、おい!? お前を守るためにみんないるんだぞ!?」
「反正什麼都不做的話,是到不了城鎮的。」
「どうせ何もせずに街にはたどり着けません」
「輕哼一聲……我挺喜歡你的,冒險者。把名字告訴我吧」
「ふっ……気に入ったぞ、冒険者。名前を聞いておこう」
「我叫琳菲亞。」
「リンフィアといいます」
「我是莉澤洛特。你知道我嗎?」
「私はリーゼロッテだ。知っているか?」
「知道。我知道您是被稱為皇族最強的元帥,也是雷奧納爾特殿下與阿爾諾特殿下的姊上——第一皇女殿下。」
「存じています。皇族最強の元帥にしてレオナルト殿下とアルノルト殿下の姉上である、第一皇女殿下ですね」
「阿爾也知道嗎?」
「アルも知っているのか?」
她已經習慣被稱作雷奧的姊姊,但被稱作阿爾的姊姊則較為少見。
レオの姉と呼ばれることは慣れていたが、アルの姉と呼ばれることは少なかった。
這就表示阿爾平日並不常成為話題;換個角度說,他倒是個話題性十足的皇子。
それだけアルが話題に上らない皇子であるということだ。逆の意味では話題に事欠かない皇子ではあるが。
然而,談到阿爾時,琳菲亞卻露出帶有好意的微笑。
しかし、そんなアルの話題に対してリンフィアは好意的な笑みを浮かべた。
「是的。最先向我伸出援手的,是阿爾諾特殿下。」
「はい。一番最初に私に手を差し伸べてくださったのはアルノルト殿下でした」
「阿爾?真意外。」
「アルが? 意外だな」
「我也覺得意外。不過,那人並非外界所傳的那樣。雷奧納爾特殿下與阿爾諾特殿下都是會為他人行動的人,甚至也曾向像我這樣的人伸出援手。」
「私も意外でした。ですが、あの方は世間で言われているような方ではなかった。レオナルト殿下もアルノルト殿下も他者のために動ける方です。こんな私にも力を貸してくださっています」
「雷奧就算了,阿爾被想得太高了。你不這麼覺得,雷奧?」
「レオはともかく、アルは買いかぶりだな。そうは思わないか? レオ」
說也奇怪,莉澤竟然把話題丟給正在應付逼近巨型骷髏的雷奧。
あろうことかリーゼは迫るジャイアント・スケルトンに対処していたレオに話を振った。
看來雷奧也沒在仔細聽,便大聲地反問道。
さすがにレオも大して話を聞いていなかったのか、大きな声で問い返す。
「欸?什麼!?」
「え? なんですか!?」
「至少把姊姊的話聽一下。」
「姉の話くらい聞いておけ」
「要說重要的話就請選對時機和地點!我會先去阻止那隻魔物再過去!你們先走吧!拜託你們好好保護琳菲亞!」
「大事な話をするなら時と場所を選んでください! 僕はあのモンスターを止めてからいきます! 先に行っていてください! ちゃんとリンフィアを頼みますよ!」
「好,交給我們。你也要小心。」
「ああ、任せておけ。お前も気をつけろ」
「是的,姊上也會小心。」
「ええ、姉上も」
說完這些話後,雷奧稍微離開隊伍,與騎士們一起去應付巨型骷髏。
そんなやりとりをしたあと、レオは一団から少し離れて騎士たちと共にジャイアント・スケルトンに対処しに行く。
空中,西爾弗正與數隻龍型喪屍交手。
空では複数のドラゴンゾンビをシルバーが相手している。
城鎮終於近在眼前。
いよいよ街が近いのだ。
「真的可以嗎?就讓雷歐納爾特殿下離開?」
「よいのですか? レオナルト殿下を行かせて」
「他是我的弟弟。不用擔心。那我們剛才在說什麼來著?」
「私の弟だ。心配はいらん。それで何の話だったか?」
「就是說我把阿爾諾特殿下看得太高了。」
「アルノルト殿下を私が買いかぶっているというお話です」
「是啊。雷歐有時會只是出於善意幫你,然而阿爾就不同——他不會去救那些真正一無所有的人。」
「そうだったな。レオは善意だけでお前を助けることもあるだろう。だが、アルは違う。本当に何もない人間は助けない」
「是這樣嗎?」
「そうでしょうか?」
「沒錯。他幫人的時候,是因為那人值得被幫助。對多數人來說阿爾的行為也許看似任性,但阿爾其實有自己的標準:他會看對方是否具備值得幫助的能力、是否懷抱足夠的大義、或是否有堅定的信念。阿爾就是看這些。所以你要挺起胸膛——如果阿爾幫了你,代表你獲得了他的認可。」
「そうだ。あれが人を助けるときは助ける価値があるときだ。多くの者から見れば気まぐれに見えるかもしれないが、アルにはちゃんと基準がある。助けるだけの能力を持っているか、助けるだけの大義を持っているか、助けるだけの信念を持っているか。アルはそういうところを見る。だから胸を張れ。アルが助けたならば、お前はアルに認められたということだ」
說著,莉澤把前方的骷髏一一斬飛。
そう言ってリーゼは前方にいるスケルトンたちを斬り飛ばしていく。
她讓馬鑽入那片空隙,接著又把骷髏砍倒。
そのままその空間に馬を割り込ませ、さらにスケルトンを切り伏せる。
「阿爾曾拉起你的手,雷歐也與你同行。從這裡起就由我為你開路。不過我不會允許白白浪費我弟弟們的助力。務必把妹妹救出來,絕對不要放棄。」
「アルがお前の手を引き挙げ、レオがお前と共に歩んだ。ここからは私がお前の道を切り開こう。だが、私はともかく私の弟たちの助力を無駄にすることは許さん。必ず妹を助け出せ。絶対にあきらめるな」
「是!」
「はい!」
聽了莉澤的話,林菲亞便前進。
リーゼの言葉に答え、リンフィアは進む。
不久之後,林菲亞一行人順利進入了巴薩烏城。
その後ほどなくして、リンフィアたちはバッサウの街に入ることに成功したのだった。
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「現在!攻擊牠的腿!」
「今だ! 足を攻撃しろ!」
雷歐帶領騎士們迎戰巨型骷髏。
レオは騎士たちを率いて、ジャイアント・スケルトンの相手をしていた。
騎士們齊攻巨型骷髏的腿,骷髏應聲倒地;趁隙,騎士們補上致命一擊。
巨大なジャイアントスケルトンの足を騎士たちが一斉に攻撃し、ジャイアント・スケルトンはたまらず転倒する。その隙を逃さず、騎士たちは止めを刺す。
「還有一體過來!」
「もう一体来ます!」
「突擊陣形!別讓那些傢伙靠近姊姊們!」
「突撃体勢! 姉上たちに近づけさせるな!」
雷歐召集在場的騎士,開始討伐巨型骷髏。
レオはその場にいた騎士をまとめあげ、ジャイアント・スケルトンを討伐しにかかる。
然而,突然在雷歐身後傳來一股異樣的氣息。
だが、突如レオの後ろで何かの気配がした。
雷歐本能地一躍從馬上跳下,躲避那股氣息。
咄嗟にレオは馬から飛び降りて、その気配から逃れる。
他咬牙,低聲發出悶哼。
「ぐっ……」
滾落在地的時候,側腹異常燙熱。
地面に転がりながら落ちると横腹が異様に熱かった。
輕輕按上去,手上沾滿了鮮血。
そっと手を当てるとべっとりと血がついた。
「真是個機警的皇子。」
「勘のいい皇子だ」
「是巴拉姆嗎……」
「バラムか……」
具備隱形能力的惡魔巴拉姆就出現在那裡。
不可視になる能力を持つ悪魔、バラムがそこにはいた。
他握著的劍上沾著鮮紅的血。
持っている剣には赤い血がついている。
那是雷歐的血。若非他及時逃脫,可能早就死了。
レオの血だ。咄嗟に逃げていなければ死んでいたかもしれない。
想到這,雷歐站了起來。
そんなことを思いながらレオは立ち上がる。
傷口雖然流血不止,但很淺,並不會妨礙戰鬥。
傷は出血こそひどいが、浅い。戦うには問題のない傷だ。
「殿下!我馬上過來!」
「殿下! 今まいります!」
「半數的人去阻止巨型骷髏!剩下的半數就照顧周遭的敵人……巴拉姆由我來對付。」
「半数はジャイアント・スケルトンを止めにいくんだ! 残りの半数は周囲の敵を頼む……バラムの相手は僕がする」
「可是,殿下您受傷了!」
「しかし、お怪我を!」
「巴拉姆的目標是我。既然能隱形的巴拉姆盯上我,那就只能由我來對付。」
「バラムの狙いは僕だ。不可視になれるバラムが狙ってくるなら、相手をするしかない」
說完,雷歐持劍準備迎戰。
そう言ってレオは剣を構えた。
本來打算等他逃走後從背後奇襲的巴拉姆咂了咂舌。
逃げたなら背後から奇襲しようと思っていたバラムは舌打ちをする。
即便是惡魔,也有適合戰鬥的類型與不擅長戰鬥的類型。巴拉姆並非那種擅長戰鬥的惡魔,而且對人類的附身也不完全成功。
悪魔といえど戦闘に向いているタイプとそうでないタイプがいる。バラムはさほど戦闘が得意なタイプではないうえに、人間への憑依も不完全だった。
富爾卡斯附身的是剛死去的人,而巴拉姆卻附在仍然活著的人身上。因此,巴拉姆無法充分發揮身為惡魔的力量。
フルカスは憑依したのが死んだばかりの人間だったが、バラムはまだ生きている人間だった。そのため、悪魔としての力を存分に発揮できる状態ではないのだ。
對巴拉姆而言,逃走反而更有利,但雷歐彷彿看穿了這點,向他挑起了戰鬥。
そんなバラムにとって逃げてくれたほうが好都合だったのだが、レオはそれを見透かしたように戦うことを挑んできた。
「真是個狡猾的皇子。」
「小賢しい皇子だ」
「那我就當作是讚美吧。」
「お褒めの言葉と受け取っておこう」
兩人之間的緊張感逐漸升高。
じりじりと二人の間で緊張が高まる。
就在此時,西爾瓦從天而降。
そんな中、空からシルバーが降りてきた。
「我來助陣。」
「助太刀しよう」
巴拉姆對於強力援軍到來露出不悅的表情。
バラムは強力な援軍が来たことに顔をしかめる。
若是對方能擋下富爾卡斯的攻擊,巴拉姆就沒有勝算。
フルカスの攻撃を受け止められる者が相手では、バラムに勝ち目はない。
然而,這名戴著面具的男人出現在這裡,也意味著沒有能與富爾卡斯抗衡的人。
しかし、この仮面の男がここにいるということはフルカスに対抗できる者もいないということだ。
為了挫傷敵方士氣而瞄準皇子,但這招產生了超出預期的效果,巴拉姆暗自竊笑。
敵の士気をくじくために皇子を狙ったが、それ以上の効果があったとバラムはほくそ笑む。
然而。
だが。
「不用。去追林菲亞。」
「不要だ。リンフィアを追ってくれ」
「看起來可不像是『不用』吧?」
「不要には見えないが?」
「她需要你,去追她。」
「彼女には君が必要だ。行ってくれ」
雷歐上前這樣對西爾瓦說道。
レオは前に出て、シルバーにそう告げる。
然而,西爾瓦並不退讓。
しかし、シルバーは引き下がらない。
「不能就這麼說『好吧』。要是你死了,我也會很為難。」
「はいそうですかと言うわけにはいかない。君に死なれると俺も困るのでな」
西爾瓦用治癒魔法療好了雷歐側腹的傷。
シルバーはレオの横腹の傷を治癒魔法で治す。
然而,雷歐不但沒有道謝,反而瞪著西爾瓦。
だが、レオは礼を言わないどころか、シルバーを睨む。
「別說胡鬧的話……!先擔心孩子們的命!你不是為了那個才來這裡的嗎!?」
「ふざけたことを言うな……! 僕の命よりも子供の命を心配しろ! そのためにここへ来たんじゃないのか!?」
「把這傢伙解決了我就去追。別擔心。」
「こいつを片付けたら後を追う。心配するな」
「別管我……現在就去。」
「僕に構うな……。今すぐ行くんだ」
「不過……」
「しかし……」
「別說什麼『不過』!既然你認同我,那就走!」
「しかしじゃない! 僕を認めているというなら行け!」
雷歐以堅定的目光看向西爾瓦。
レオは強い目をシルバーに向ける。
那雙眼神散發出與西爾瓦——不,阿爾迄今所見的雷歐眼神截然不同的強烈氣勢。
そのレオの目はシルバー、いやアルが今まで見てきたレオの目からは一線を画する強さを放っていた。
「我要成為我理想中的皇帝……而邁向那一步的第一步,就是拯救那些孩子。我調動了大批騎士與冒險者,堅持了我的判斷。做到這份上卻還救不出孩子們……我無法接受!我們一定會把孩子們救出來,並解決這次的異變!!去吧!西爾瓦!既然你是SS級冒險者,就向我展示你的力量!!!!」
「僕は僕が理想とする皇帝を目指す……その一歩が子供たちの救助だ。騎士も冒険者も多く動員し、僕は我を通した。ここまでして子供たちを救えないなんて……僕は認めない! 僕らは必ず子供たちを救い出し、この異変を解決する!! 行け! シルバー! SS級冒険者であるというなら僕にその力を見せてみろ!!!!」
那幾乎可以說是怒吼。
それは怒号といってもいいほどだった。
阿爾還是第一次見到雷歐那樣的模樣。
レオのそんな姿を見たのはアルにとって初めてだった。
於是阿爾輕輕一蹬地面,浮上了空中。
だからアルはそっと地面を蹴って空に浮いた。
「那就讓你看看。在我親眼見到之前別死啊,雷歐納爾特皇子。」
「ならば見せてやろう。見届けるまでは死ぬなよ。レオナルト皇子」
「你可以放心……我是會成為皇帝的男人,我不會在這裡死去。」
「安心してくれ……僕は皇帝になる男だ。ここじゃ死なない」
「是嗎……」
「そうか……」
說完後,阿爾便瞬移向城鎮方向。
そう言うとアルは街のほうへ転移する。
然後雷歐堅定的目光轉向巴拉姆。
そしてレオの強い目はバラムに向く。
「來吧……巴拉姆。以帝國皇子的名義,懲處你這個在帝國製造災禍的人!」
「来い……バラム。帝国皇子の名の下に、帝国に災禍を巻き起こすお前を処断する!」
「有本事就來試試看!」
「やれるものならやってみろ!」
話音一落,巴拉姆與雷歐的戰鬥開始了。
そう言ってバラムとレオの戦いが始まった。
劍與劍相擊。平常的雷歐或許會冷靜地一邊判斷對手的狀況一邊戰鬥。
剣と剣がぶつかり合う。いつものレオならば冷静に相手の状況を見極めながら戦ったかもしれない。
但是,現在的雷歐和往常不同了。
だが、今のレオはいつもとは違った。
「大喝一聲!!」
「はぁぁぁぁ!!」
「唔」
「くっ」
在如怒濤般的連擊下,只剩一隻手臂的巴拉姆在防守中退後。
怒涛の連撃を受け、片腕のバラムは防戦一方で下がる。
然後雷歐的一擊將巴拉姆的劍打斷。
そしてレオの一撃がバラムの剣を叩き折った。
「大吼!!」
「うぉぉぉぉぉ!!」
「啧!!」
「ちっ!!」
雷歐轉動手腕,瞄準巴拉姆剩下的那隻手臂。
レオは手首を返してバラムの残った腕を狙う。
就在那瞬間,巴拉姆變得隱形,從原地逃走。
その瞬間、バラムは不可視となってその場から逃げた。
「消失了嗎……」
「消えたか……」
雷歐集中注意力於周遭的聲音與氣息。
レオは周囲の音と気配に集中する。
若是會為了這點就撤退,他們從一開始就不會發動襲擊。
この程度で退くくらいなら初めから襲撃してはこない。
一定會以我為目標。
必ず自分を狙ってくる。
雷歐對此深信不疑。
その確信がレオにはあった。
而結果正是如此。
そしてそれは当たった。
「哈!」
「はっ!」
「唔……」
「ぐっ……」
突然出現在背後的巴拉姆在雷歐背上劃下一道淺淺的刀痕。
いきなり背後に現れたバラムがレオの背中を浅く斬る。
他手中握著一把短劍。
その手には短剣が握られていた。
雷歐回頭揮劍,但那時巴拉姆已不見蹤影。
レオは振り返って剣を振るが、その頃にはバラムの姿はなかった。
雷歐忍不住破例咂舌,環顧四周。
思わず柄にもなく舌打ちをしたレオは、周囲を見渡す。
然而仍找不到巴拉姆,這次卻被從側面現身的巴拉姆刺中左腿。
だが、バラムを見つけることはできず、今度は横から現れたバラムによって左足を刺される。
「嗚……」
「うぐっ……」
「真難看啊,皇子殿下」
「無様だな、皇子」
「可惡!」
「このっ!」
雷歐向巴拉姆揮劍,巴拉姆則從容地拉開距離,又再次隱形。
レオはバラムに剣を振るうが、バラムは悠々と距離を置いてまた不可視となる。
雷歐察覺到自己血氣上湧,深深吐了一口氣。
頭に血が上っていることを自覚し、レオは深く息を吐く。
下一次會從哪裡來?該如何反擊?
次はどこからくるのか。どう反撃するべきなのか。
思考之際,阿爾的面容閃過雷歐的腦海。
それを考えているとき、レオの頭にアルの顔がよぎる。
詭計與騙術是阿爾的專長。如何才能出其不意地攻擊對方?
騙し合いはアルの領分だ。どうすれば相手の意表を突けるか。
「要是哥哥的話……」
「兄さんなら……」
雷歐稍作思索,將劍納入鞘中,閉上眼睛,只專注於氣配。
レオは少し考え、剣を鞘にしまった。そして目を閉じて気配にだけ集中する。
對方的武器是短劍。要造成致命傷只能瞄準要害,而最有可能的攻擊方式是刺擊。巴拉姆還有餘裕,不會勉強出招。
相手の武器は短剣。致命傷を与えるには急所を狙うしかない。そして可能性が一番高い攻撃は突き。まだまだ余裕のあるバラムは無理はしないだろう。
那麼目標就是心臟。雷歐鎖定心臟的刺擊,正當他感到背後有氣息的瞬間。
ならば狙う場所は心臓。心臓への突きだとあたりをつけたレオは、背後に気配を感じた瞬間。
身體向右一挪。
体を右にずらした。
然而左肩傳來一陣灼熱,隨之而來的是銳利的疼痛。
しかし、左肩に熱が走る。そして鋭い痛み。
一看之下,短劍深深地刺入了左肩。
見れば短剣が左肩に深く刺さっていた。
「你以為只要放棄反擊、專心閃避就能避過嗎?」
「反撃を諦め、避けに徹すれば避けられると思ったか?」
「不……我一點也沒放棄……」
「いや……僕は何も諦めちゃいないよ……」
說完這話,雷歐咬緊牙關,身體一扭,右手抓住了巴拉姆的脖子。
そう言ってレオは歯を食いしばり、体をずらして右手でバラムの首を掴む。
接著他使勁一握,喃喃自語,彷彿在說「折斷它吧」。
そしてへし折れろと言わんばかりに力を籠めると呟いた。
「那火焰自天而降,為拯救善良之人而來;至高的聖炎啊,高貴地燃燒吧,為了殲滅魔物──聖炎。」
≪その炎は天より舞い降りた・善なる者たちを救うために・至上の聖炎よ・気高く燃え上がれ・魔なる者を打ち滅ぼさんがために――ホーリー・ブレイズ≫
屬於五階的現代魔法。
五節の現代魔法。
這是對不死系魔物極為有效的聖屬性魔法。在廣泛流傳的現代魔法中也屬於高階且使用者稀少的一類,但雷奧均衡地習得了許多魔法,這個魔法他也已經學會了,以免將來自己陷入困境。
アンデッド系モンスターに多大な効果がある聖魔法だ。広く普及している現代魔法の中でも高度で使用者の少ない魔法だが、レオは多くの魔法を満遍なく習得しており、この魔法もちゃんと習得していた。いつか自分が困らぬように。
雷奧的右手中誕生出聖焰,只燃燒巴拉姆;雷奧的手絲毫不受影響。
レオの右手に聖なる炎が生まれ、バラムだけを燃やす。レオの手は何の影響もうけない。
「轟然怒吼——!!?」
「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!??」
「不讓你逃走……」
「逃がさない……」
裝出要逃跑模樣的巴拉姆死命抓住雷奧的右腕,但雷奧絕不鬆手,反而不斷強化聖焰。
逃げる素振りを見せるバラムは、レオの右腕を力いっぱいに握るが、レオはバラムを決して放さずにどんどん聖炎を強めていく。
最終巴拉姆停止了抵抗,雷奧卻持續燃燒他,直到他的身軀完全化為塵埃。
やがてバラムは抵抗をやめたが、レオはその身が完全に塵となるまで燃やし続けた。
「氣喘吁吁……」
「はぁはぁ……」
看著化為塵埃的碎屑隨風飄散,雷奧從鞘中拔出劍,高高舉起。
塵となり、風と共にその塵が舞ったのを見て、レオは鞘から剣を抜いて高く掲げる。
「帝國第八皇子,雷奧納爾特·雷克斯·阿德拉討伐了惡魔!!!!」
「帝国第八皇子、レオナルト・レークス・アードラーが悪魔を討ち取った!!!!」
就在那一刻,在場的騎士們齊聲歡呼。
その瞬間、その場にいた騎士たちが勝鬨をあげた。
雷奧朝城鎮的方向望去。
そしてレオは街の方を見る。
「就拜託妳了,林菲亞……」
「頼んだよ、リンフィア……」
就在那一瞬間,黑色球體發出強烈的光芒。
その瞬間。黒い球体が強い光を発したのだった。