最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第五十一話 貫徹的覺悟・前篇
連續投稿,已一次上傳兩話,請確認。這篇為前篇。
連続投稿です。二話一気にあげています。確認してください。こちらは前編です
十一年前。
十一年前。
當時,帝國正與西方的佩爾蘭王國激烈交戰。
当時、帝国は西にあるペルラン王国と激しく争っていた。
此時,東方的索卡爾皇國侵略了與帝國接壤的矮人國,將其徹底滅亡。
そんな中、東にあるソーカル皇国が帝国と隣接するドワーフの国を侵略し、滅ぼしてしまう。
許多矮人逃到了帝國,部分王族也受到帝國的保護。然而,索卡爾皇國不僅覬覦矮人積存的珍寶,更垂涎他們掌握的技術,為此多次向帝國抗議並發出警告。
多くのドワーフが帝国に逃げのび、王族の一部も帝国に保護された。しかし、ドワーフがため込んでいた金銀財宝以上に、ドワーフたちが持つ技術を狙っていたソーカル皇国はこのことに抗議し、帝国へ幾度も警告を発した。
對此,帝國回應說「要阻止所有流民是不可能的」,但終於忍無可忍的索卡爾皇王親自派遣了他的兒子出任大使。
それに対して帝国は「流民をすべて防ぐのは不可能」と回答していたが、ついに痺れを切らしたソーカル皇国の皇王は自らの息子を大使として派遣したのだった。
「麻煩了呢」
「厄介なことになりましたな」
「實在是」
「まったくだ」
宰相弗朗茲發言後,身為皇帝的約翰尼斯點了點頭。
宰相であるフランツの言葉に皇帝であるヨハネスが頷く。
大陸上被稱作三強的是帝國、佩爾蘭王國與索卡爾皇國三國,而帝國正處於中央,夾在兩國之間。
大陸三強と評されるのは帝国、ペルラン王国、ソーカル皇国の三か国。そのうち帝国は真ん中にあり、二国に挟まれる形になっている。
當與佩爾蘭王國交戰之時,和索卡爾皇國為敵,是帝國絕對要避免的局面。
ペルラン王国と事を構えているときにソーカル皇国と敵対することは、帝国としては絶対に避けたい事態だった。
「若把曾受保護的矮人交出,大陸全域的亞人都會成為敵人,當然也包括居住在帝國的亞人。那樣一來,哪還有心力與他國開戰?」
「一度保護したドワーフを差し出せば、大陸全土の亜人が敵に回ります。もちろん帝国に住む亜人もです。そうなれば他国と戦争どころではないでしょう」
「是要把皇國變成敵人,還是把亞人當成敵人?」
「皇国を敵に回すか、亜人を敵に回すか、か」
「也不一定。倘若交給索卡爾皇國能與矮人技術相匹敵的物品,暫時應該能讓他們平息。」
「そうとも限りません。ソーカル皇国にドワーフの技術に匹敵する物を渡せば、ひとまず気は収まるでしょう」
「要交出什麼?」
「何を渡せと?」
「索卡爾皇國是個魔導大國,但用於魔導具開發的寶玉數量不足。尤其是巨型的寶玉極度短缺,甚至因此讓魔導兵器的開發停滯。」
「ソーカル皇国は魔導大国です。しかし、魔導具開発に不可欠な宝玉の数は不足しています。とくに巨大な宝玉は不足しており、そのせいで魔導兵器の開発がストップするほどです」
所謂寶玉,是能儲存魔力的礦石總稱。這些礦石保有蓄魔的特性,因此即便把內部儲存的魔力用盡,也能重新補充再使用,是非常珍貴之物。
宝玉とは魔力を貯めこんだ鉱石の総称だ。これらは魔力を貯めこむ性質も保持しているため、中に溜めた魔力を使い切っても再利用できる貴重なものだ。
其能蓄積的魔力量與體積成正比,越巨大的寶玉稀有價值越高。
その貯めこめる量は大きさに比例し、巨大な物ほど希少価値は高くなる。
「要就這麼給出去嗎?真讓人氣憤。難道非得以這種軟弱的態度辦事不可嗎?我們不過是保護了逃來的人而已!」
「くれてやれと言うのか? 気に食わんな。そこまで弱腰で事を運ばないといかんのか? ワシらは逃げてきた者を保護しただけだぞ?」
「是。這樣便能避免兩面作戰。幸好我國並不短缺寶玉。若能藉此避免戰爭,那是便宜的代價。我們並不是要交出礦山,對我國不會造成損失。」
「はい。それで二正面作戦は避けられます。幸い、我が国は宝玉には困っていません。それで戦争が避けられるなら安いものでしょう。鉱山を渡すわけではありません。我が国に痛手はないのです」
皇國從一百多年前就為了魔導具的開發在國內礦山掠奪性地開採寶玉,因此年年採掘量逐漸下滑。
皇国は百年以上も前から、魔導具開発のために国内の鉱山で宝玉を掘り漁っており、そのせいで年々宝玉の採掘量は下がっていた。
另一方面,帝國沒有投入大量人力於寶玉採掘,卻擁有數處優良礦脈,正因這兩點而不缺寶玉。
一方、帝国は宝玉の採掘に力を入れていなかったこと。優秀な鉱山をいくつも保有していること。この二点により宝玉には困っていなかった。
「給點甜頭讓他們閉嘴吧。我也不想再讓軍隊背負更多負擔。」
「餌を与えて黙らせるか。これ以上、軍に負担は掛けたくはないしな」
「正是如此。趕快把巨型寶玉交出去,先把他們安撫住。西部戰線也呈膠著狀態,趁此時停戰也許是個辦法。」
「その通りです。さっさと巨大な宝玉を渡し、一度黙らせてしまいましょう。西部戦線も膠着気味ですし、その間に停戦するのも手かもしれません」
「就這麼辦吧。反正我們佔優勢,王國應該也會跟進。」
「そうするか。まぁこちらが優勢だからな。王国も乗ってくるか」
說完後,約翰尼斯與弗朗茲便將話敲定了。
そう言ってヨハネスとフランツは話をまとめたのだった。
***
■■■
弗朗茲準備好了巨型寶玉,迎接大使的日子來臨。
フランツが巨大な宝玉を用意し、大使を迎える日がやってきた。
那天,有一名少女來到了城中。
その日、一人の少女が城に来ていた。
櫻花色頭髮的少女,六歲的艾爾娜。
桜色の髪の少女。六歳のエルナだった。
好奇心旺盛的艾爾娜在父親站著閒聊時覺得無聊,不知不覺便踉蹌著離開了那裡。
好奇心旺盛なエルナは父が立ち話をしている間、暇を持て余し、気付けばフラフラとその場を離れていた。
「咦?」
「あれ?」
等到回過神來,艾爾娜發現自己已身處陌生的地方。
気がつけば知らない場所にエルナは出ていた。
稍微環顧四周,也找不到熟悉的景色。
少し周りを見渡すが、見知った景色はない。
不過肯定還是在城裡。艾爾娜想著去問人,便向前走去。
まぁ城であることは間違いない。誰かに聞けばいいかとエルナは歩を進める。
這時她在城牆上發現一個小洞。對小孩子來說,大概能勉強通過的尺寸。
すると城の壁に小さな穴を見つけた。小さな子供ならギリギリ通れそうな大きさだ。
被草木掩映的洞看起來像通氣孔,但奇怪地維持得很整潔,彷彿是一處秘密基地的入口。
草木に隠れたそこはどうも通気口のようだったが、なぜか綺麗に整備されていて、まるで秘密基地の入り口のようだった。
被好奇心挑起的艾爾娜彎下身子,鑽進通氣口。
好奇心をくすぐられたエルナは屈んで通気口の中へ侵入する。
在黑暗中走了一會兒,她來到了一間微暗的房間。
しばらく暗闇の中を進んでいくと薄暗い部屋にたどり着いた。
密閉的房間被發出微光的魔導具照亮,艾爾娜很快便察覺到這裡是個寶物庫。
閉め切られた部屋は淡い光を発する魔導具に照らされており、エルナはすぐにここが宝物庫であることに気づいた。
「哇……」
「うわぁ……」
比勇爵家所收藏的寶物庫還要大,裡面擺放著各式各樣的物品。
勇爵家が保有する宝物庫よりもさらに大きく、様々な物がそこには置かれていた。
艾爾娜立刻就發現了某樣東西。
そしてエルナは真っ先にある物を見つけた。
「魔法劍!」
「魔法剣!」
是被賦予炎、風等屬性魔法的劍。
炎や風のような属性魔法を付与された剣だ。
而且放在寶物庫裡的並非現代所造,而是古代鑄就的名劍。
しかも宝物庫に置かれていたのは現代で作られた物ではなく、古代に作られた名剣だった。
艾爾娜拿起一把,從鞘中拔了出來。
エルナは一つを手に取り、鞘から抜き放つ。
那光澤與鋒利讓艾爾娜不由自主地陶醉,接著試著揮了幾下。
その輝きと鋭さにエルナは思わずうっとりとしてしまう。そして試しに何度か振ってみる。
「嗯!好劍!」
「うーん! いい剣!」
對年幼的艾爾娜來說這把劍有點過長,但身為勇爵家的小姐,她憑藉天生的體能輕鬆駕馭。
子供のエルナには長すぎる剣だが、そこは勇爵家の娘。その程度は持ち前の身体能力で難なく扱えてしまった。
那把好像會吸住手的劍做工讓艾爾娜心情大好,從試揮開始便擺起了劍式。
ただ手に吸い付くようなその剣の出来栄えに気を良くしたエルナは、試し振りから剣の型を演じはじめてしまった。
儘管寶物庫空間寬敞,但裡頭擺放著許多珍貴之物,在那裡舞出激烈的招式會造成什麼後果可想而知。
広いとはいえ宝物庫だ。多くの貴重品が置かれたそこで激しい型をすれば、どういう事態を招くか。
心情亢奮的艾爾娜並未意識到這一點。
気を良くしていたエルナは思い至らなかった。
「啊……」
「あっ……」
她橫向一揮,劍刃掃中了被布覆蓋的箱子。
真横に振った剣が布で覆われた箱を捉えてしまう。
隨著艾爾娜銳利的一斬,箱子被劈成兩半;箱內散發的強大魔力也讓照亮寶物庫的魔導具同時受損,光亮消失。
そしてエルナの鋭い斬撃により、その箱は両断された。しかもその箱から強い魔力が発せられて宝物庫を照らしていた魔導具も壊れ、明かりが消えてしまう。
黑暗中傳來一聲沉重的撞擊,艾爾娜的心逐漸冷了下來。過了一會兒,她的眼睛也慢慢習慣了黑暗。
暗闇の中、ゴンッという重い音を聞き、エルナの心がどんどん冷めていった。少ししてエルナの目は暗闇に慣れていく。
一看之下,箱內那顆比人頭還大的巨大寶玉已被劈成兩半。
見れば箱の中にあった人の頭以上の巨大な宝玉が真っ二つになっていた。
她把寶物庫的東西砍壞了。得知事實的艾爾娜慌了手腳,試圖把寶玉的上半部撿起來拼回,但被整齊切斷的它不可能復原。
宝物庫の物を叩き切ってしまった。その事実にエルナは狼狽し、なんとか宝玉の上半分を持ちあげてくっつけようとするが綺麗に切断されたそれは元に戻るわけがない。
慌張了一陣子後,面對無可挽回的局勢與不安,艾爾娜忍不住哭了起來。
しばしオロオロとしたあと、エルナはどうしようもない状況と不安に耐えきれずに泣き出してしまった。
「嗚……嗚嗚……父上啊……」
「うっ……うっうっ……ひくっ……おとうさまぁ……」
「嗯?有人在嗎?這裡怎麼這麼暗?」
「うん? 誰かいるのか? ってか真っ暗じゃん」
就在此時,一名少年從艾爾娜剛才爬過來的通氣口鑽了進來。
そんな中、エルナが通ってきた通気口から一人の少年が入ってきた。
黑髮黑眼,是七歲的阿爾諾特。
黒い髪に黒い目。七歳のアルノルトだった。
阿爾對於平時當作藏身處的寶物庫竟然有先客,以及四下漆黑感到驚訝,但很快就注意到艾爾娜在哭。
いつも隠れ家代わりにしている宝物庫に先客がいたこと。そして真っ暗であることに驚くアルだったが、すぐにエルナが泣いていることに気づいた。
「你在哭嗎?」
「泣いてるのか?」
「嗚……嗚嗚……」
「うぅ……ぐすっ……」
夜視不佳的阿爾無法看清黑暗中那人的樣貌或特徵。
夜目の利かないアルには暗闇の中にいる人物が、どういう特徴があるかなどわからない。
他只是從哭聲判斷出是個同齡的女孩子。
ただ泣き声的に同年代の女の子というのはわかった。
阿爾邊摸索前進,邊很快察覺到有東西被破壞了。
手探りで進むアルだったが、すぐに何かが壊れていることを察した。
「弄得真誇張啊……這應該就是傳聞中的寶玉吧。」
「派手にやったなぁ……これって噂の宝玉だろ」
「寶、玉……?」
「ほうぎょ、く……?」
「啊啊。聽說是要送給大使的禮物。」
「ああ。大使へのプレゼントだそうだ」
「大、使……?嗚嗚……」
「たい、し……? うっうっ……」
「哎呀!別哭別哭!我會想辦法的!」
「あー! 泣くな泣くな! なんとかしてやるから」
那話是為了安撫哭泣的少女而說的。
それは泣く少女を宥めるための言葉だった。
他覺得如果再讓她繼續哭下去會很麻煩。
これ以上泣かれたら面倒だと思ったのだ。
然而,情況突然改變了。
しかし、状況は変わる。
「就在這裡,大使閣下。」
「ここだ。大使殿」
那是皇帝的聲音。
それは皇帝の声だった。
阿爾一瞬間困惑,但很快就理解了情況,隨即讓艾露娜朝通風口那邊去。
一瞬、困惑したアルだったが、すぐに状況を理解してエルナを通気口のほうへ向かわせる。
「快出去!快點!」
「早く出ろ! 急げ!」
「可是……」
「でも……」
「別管了!」
「いいから!」
阿爾雖年幼,卻明白這情況極為嚴重。
幼いながらもアルはこの状況が極めて深刻であることを理解していた。
皇帝來到這裡是為了把這顆寶玉展示給大使看;若在那時發現它壞了,皇帝肯定會勃然大怒。
皇帝がこの場に来たのは大使にこの宝玉を見せるため。そこで壊れていたら皇帝は激怒するに決まっている。
若是皇子還好說,若被認為是別的孩子所為,不知道會受到什麼樣的處罰。
皇子ならまだしも、そうでない子供の仕業と知ればどんな処罰が下るかわからない。
為了防範最壞的情況,阿爾立刻讓艾露娜離開。
最悪の事態を考え、アルはすぐにエルナを逃がした。
正當艾露娜快到通風口時,寶物庫的門打開了。
そしてエルナが通気口の近くまで来たところで、宝物庫の扉が開いた。
面對即將發生的事,阿爾嘆了口氣,深吸一口氣,定下了覺悟。
これから起こる事態にアルは一つため息を吐き、そして深く息を吸い込んで覚悟を決めた。
「這裡是我國的寶物庫。寶玉是……嗯?」
「ここが我が国の宝物庫だ。宝玉は……ん?」
「對不起!父上!我把它弄壞了!」
「申し訳ありません! 父上! 壊してしまいました!」
阿爾向還沒弄清狀況的皇帝低頭道歉,彷彿在催促趕快承認錯誤一般。
さっさと謝ってしまえとばかりにアルは状況の飲みこめていない皇帝に頭を下げる。
皇帝、大使以及隨行之人一時間都無法理解發生了什麼事。
皇帝と大使。そして周りに付き添っていた者たちは全員が一瞬、状況を飲み込めなかった。
本應被嚴密封閉的寶物庫裡竟有皇子,而在那位皇子身旁,寶玉已被劈成兩半。
厳重に閉じられたはずの宝物庫に皇子がおり、その皇子の傍で宝玉が真っ二つに割れていた。
沒有人發出聲音,沒有人有勇氣在皇帝之前先開口。
誰も言葉を発しなかった。皇帝より先に何か言う勇気がなかったのだ。
不僅如此,沒有人敢直視皇帝的臉。
言葉だけではなかった。だれも皇帝の顔を見ることはできなかった。
皇帝慢慢地向阿爾靠近。
ゆっくりと皇帝がアルに近づいていく。
「真的是你做的嗎?阿爾諾爾特?」
「本当にお前がやったのか? アルノルト」
「是的……」
「はい……」
「是真的吧?」
「本当だな?」
「是的,是真的。」
「はい、本当です」
阿爾抬起臉回答。
顔をあげてアルは答える。
因此只有阿爾看得出皇帝臉上的複雜表情。
だからアルだけは皇帝が複雑な表情を浮かべていたのがわかった。
皇帝微閉雙眼,緩緩吐出一口氣。
皇帝は少し目を瞑るとゆっくりと息を吐く。
然後。
そして。
隨即傳來一聲清脆的巴掌聲。
パンっと乾いた音が響いた。
「你這個大蠢貨!這顆寶玉是帝國與皇國友好的象徵!竟然把它弄壞,這是什麼意思!?你身為皇子就沒有一點自覺嗎!」
「このっ! 大馬鹿者が! この宝玉は帝国と皇国の友好の証! それを壊すとは何事だ!? お前には皇子としての自覚がないのかっ!」
「……對不起……」
「っ……申し訳ありません……」
阿爾捂著疼痛的臉頰,眼眶濕潤起來。
あまりの痛みに頬を抑え、アルは涙ぐむ。
然而他沒有哭出來。
だが泣くことはなかった。
因為他覺得自己不能哭。
泣いてはいけないと思っていたからだ。
阿爾知道。
アルは知っていた。
艾露娜還沒出去。
まだエルナが外に出ていないことを。
所以阿爾不哭,因為他覺得一哭艾露娜就會回來。
だからアルは泣かない。泣けば戻ってくる気がしたからだ。
另一方面,看見被打的阿爾,艾露娜更加淚流滿面。
一方、殴られたアルを見て、エルナはさらに涙を流していた。
她不知道該怎麼辦,內心掙扎著是否應該坦白承認;然而皇帝的怒喝如同威嚇般響起,使艾露娜愈發膽怯。
どうすればいいのかわからず、正直に名乗り出るべきか葛藤する。だが、そんなエルナを怯ませるように皇帝の怒号が響き渡る。
「誰啊!把這個大笨蛋兒子關進牢裡去!一週內不得放出!我連他的臉都不想見!」
「だれかっ! この大馬鹿息子を牢屋に入れろ! 一週間は出すな! 顔も見たくはないわ!」
「……對不起……」
「……申し訳ありません……」
阿爾只是一直道歉,沒有提出任何抗辯。
アルはただ謝るだけであり、抗弁をしたりはしない。
只看著被帶走的阿爾,艾爾娜終於明白自己已無能為力,於是從通風口溜出,毫不猶豫地奔了出去。
連れていかれるアルをただ見ていたエルナは、もはや自分ではどうしようもないことを悟って通気口を抜け出すと一心不乱に走り出した。
她哭著在城內奔走,終於找到了自己的父親,勇爵大人。
そして泣きながら城中を駆け、エルナはやっと父である勇爵を見つけた。
「艾爾娜,你剛剛去哪裡了?」
「エルナ。どこに行っていた?」
「父上!父上!皇子殿下!皇子殿下!」
「お父様! お父様! 皇子が! 皇子が!」
「等等,等等。冷靜一點。冷靜下來把事情說清楚。」
「待て待て。落ちつくんだ。落ち着いて話しなさい」
在父親的勸導下,艾爾娜一邊流著大滴的淚,一邊把事情的經過說明了。
父に諭されたエルナは大粒の涙を流しながら、事の次第を説明した。
看到父親的表情逐漸陰沉,艾爾娜的心再次被不安籠罩。
次第に顔を曇らせていく父の表情を見て、またエルナの心は不安に包まれていくのだった。