最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第六百四十四話 兩位魔弓使者
時間稍微回溯了一下。
時は少し遡る。
被傳送飛走的傑克出現在仙國的上空。
転送にて飛ばされたジャックは仙国の上空にいた。
「不會吧……!」
「まじかよ……!」
被無名的攻擊削至只剩上半身的惡魔賽爾笑了起來。
ノーネームの攻撃によって上半身だけになった悪魔、セイルは笑う。
「一起去死吧!」
「共に死ね!」
「你自己去死吧!」
「てめぇだけ死んでろ!」
在空中傑克放箭,將只剩上半身的賽爾消滅。
空中でジャックは矢を放ち、上半身だけになったセイルを消滅させる。
然而,下墜並未停止。
だが、落下は止まらない。
要怎麼阻止下墜呢?
どうやって落下を食い止めるか。
甚至不知道這裡是哪裡。
ここがどこだかもわからない。
若是靠近城鎮,就沒辦法透過攻擊地面、藉由反衝力來消減下墜的勢頭。
街の近くだった場合、地面に攻撃して反動で勢いを殺すということはできない。
但下墜仍在持續。
かといって、落下は継続中。
再不快點採取行動,就算是傑克也可能來不及了。
さっさと手を打たなければジャックといえど手遅れになりかねない。
該怎麼辦?
どうするか。
正當他這樣思索時,傑克突然被某種力量拉扯進去。
そんな風に考えこんでいると、突然、ジャックは何かに引き込まれた。
回過神來,傑克已置身於森林之中。
気づけば、ジャックは森の中にいた。
「喂喂……這到底是怎麼回事?」
「おいおい……どうなってんだ?」
「既然是與惡魔的決戰,我們也該出手相助。」
「悪魔との決戦というなら我々も手伝わなければいけまい」
這麼說著站在傑克面前的是龍人族的長老。
そう言ってジャックの前に立っていたのは竜人族の長老だった。
傑克露出『這老頭是誰』的表情,但被救下來這點無庸置疑。
ジャックは誰だ、このジジイといった表情を浮かべたが、助かったことは間違いない。
因此。
だから。
「是同伴嗎?」
「味方か?」
「可以這麼說。」
「そういうことになるな」
「多謝救命。抱歉,請問這裡是哪裡?」
「助かった。それで悪いんだが、ここはどこだ?」
「用人類的說法,這裡屬於仙國的領地。」
「人類の呼び方では仙国の領内だ」
「啧……那傢伙。」
「ちっ……あの野郎」
把他盡量傳送到離王國最遠的地方了。
王国からなるべく遠くに飛ばしたのだ。
他們還真會這麼做。
やってくれた。
即便現在出發,也不一定能趕得上吧。
今から向かったとして、間に合うかどうか。
對焦慮不安的傑克,龍人族的長老說道。
そんなジャックに対して、竜人族の長老は告げる。
「戰況如何?冒險者。」
「戦況はどうだ? 冒険者」
「在我被傳送走之前雙方還算勢均力敵……現在就不知道情況如何了。」
「俺が飛ばされるまではそれなりに互角だったが……今はどうなってるかわからん」
SS級的一人脫離造成的影響很大。
SS級が一人離脱した影響は大きい。
能夠正面對抗惡魔的戰力寥寥無幾。
まともに悪魔へ対抗できる戦力はごくわずかだ。
可以預料聯合軍已陷入劣勢。
連合軍が劣勢に陥ったことは予想できる。
肯定每個人都在拼命與惡魔戰鬥。
きっと誰もが必死になって、悪魔と戦っているだろう。
米婭的身影在傑克腦海中掠過。
ジャックの脳裏にミアの姿がよぎる。
但願她沒有做出魯莽的行為。
無茶をしてなきゃいいが。
對於如此擔心的傑克,長老說道。
そんな心配をするジャックに対して、長老は告げる。
「我們從五百年前就一直隱居於此。」
「我らは五百年前から隠れ住んでいる」
「嗯?五百年前?」
「ん? 五百年前?」
「我們的戰力恐怕幫不上太大忙。不過,我們的技術會派上用場。在定居於此之前,我們曾走遍大陸的森林,而那些森林彼此相連。」
「我らの戦力では大して役には立つまい。だが、我らの技術は役立とう。この場に定住する前、我らは大陸中の森を渡り歩いた。森はすべて繋がっている」
長老這麼說著,在傑克身後開啟了一道出口。
そう言って長老はジャックの後ろに出口を作った。
察覺到那是要他從那裡出去,傑克朝那邊走去。
そこから出ろということを察したジャックは、そちらへ歩いていく。
「冒險者……我可以把這片大陸的事託付給你嗎?」
「冒険者……この大陸のことを任せてもよいだろうか?」
「哼,這種事不像我的作風。不過,就交給我吧。」
「ふん、そういうのはガラじゃないんだがな。まぁ、任せろ」
傑克邊說邊揮手。
言いながらジャックは手を振る。
那一幕讓長老想起曾與他並肩作戰的強者們,心中湧起懷念。
その姿にかつて共に戦った強者たちの姿が重なり、長老は懐かしい思いに駆られた。
現在也和從前一樣。
今も昔も。
惡魔的時機總是不對。
悪魔はタイミングが悪い。
他們總是在豐收的時期發動攻勢。
彼らは常に豊作の時代に攻め込んでくる。
這次也許會出現奇蹟。
今回もまた、奇跡が起きるかもしれない。
長老帶著那樣的想法目送了傑克離去。
そんなことを思いながら長老はジャックを見送ったのだった。
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賽爾的失誤是把傑克傳送到了仙國。
セイルのミスは仙国にジャックを転送したこと。
因為被傳得更遠,傑克反而獲得了歸還之術。
より遠くに転送したせいで、ジャックは帰還の術を得てしまった。
走出森林的傑克簡直不敢相信自己的眼睛。
森を出たジャックは目を疑う。
「不會吧……」
「まじかよ……」
那裡是靠近王都的森林。
そこは王都近くの森だった。
原本應該在大陸邊緣的他,一轉眼卻到了對面。
大陸の端にいたはずが、気づけば反対側だ。
雖然驚訝,傑克還是開始奔跑。
驚きつつも、ジャックは走り出した。
朝王都前進。
向かうは王都。
決戰仍在進行。
今も決戦は行われている。
得快點。
急がねば。
帶著些微的焦躁,傑克拼命趕路。
多少の焦りを抱えながらジャックはとにかく急いだ。
然後,當傑克抵達戰場時。
そして、ジャックが戦場にたどり着いた時。
那裡散落著無數的亡骸。
そこには無数の亡骸が転がっていた。
聯合軍依然健在,面對逼近的惡魔,他們字面上成了肉牆擋在前頭。
いまだに連合軍は健在。迫りくる悪魔に対して、文字通り肉の壁として立ち塞がっている。
瞬間掌握戰況的傑克,並沒有去增援前線的SS級冒險者們,而是決定轉而支援聯合軍。
瞬時に戦況を把握したジャックは、前線のSS級冒険者たちに加勢するのではなく、連合軍の援護に回ることを決めた。
在傑克視線的前方,一名少女正在與惡魔戰鬥。
そんなジャックの視界の先、一人の少女が悪魔と戦っていた。
她在為受傷者爭取撤退的時間。
負傷した者たちが下がる時間を稼いでいるのだ。
「後退!小姑娘!已經夠了!」
「下がれ! 嬢ちゃん! もういい!」
「還沒!!」
「まだですわ!!」
米亞不停地放箭,牽制著惡魔的動作。
ミアはひたすら矢を放ち、悪魔の動きを牽制する。
在她身邊的人當中,沒有一人能對惡魔造成有效打擊。
傍にいる者の中で、悪魔に対して有効打を与えられる者はいない。
聯合軍的任務是拖延時間。
連合軍の役目は時間稼ぎ。
那麼,米亞應該比那些受傷者更優先得到保護。
ならば、負傷した者よりもミアが優先されるべきだ。
能對惡魔拖延時間的正是米亞,而就算受傷者回到戰場,他們能做的事也有限。
悪魔を相手に時間稼ぎができるのはミアであり、負傷している者たちが復帰したところでできることは限られている。
『真是愚蠢。』
馬鹿なことを。
帶著那樣的念頭,傑克便衝了出去。
そう思いながら、ジャックは走り出した。
簡直太蠢了。
馬鹿すぎる。
根本不像是自己的女兒。
自分の娘とは思えない。
縱然明白,米亞還是不忍心拋下受傷的人,試圖讓他們後撤。
わかっていても、見捨てられないからミアは負傷した者を下がらせようとしている。
沒有哪個戰場像這裡一樣輕視生命。
これほど命が軽い戦場はない。
即便如此,她仍執著於那些看似微不足道的生命。
それでもその軽い命にこだわっている。
應該放棄才對。
見捨てるべきだ。
至少傑克會那麼做。
少なくともジャックならば、そうする。
以現在的米亞,一對一無法打贏惡魔。與其他強者協同作戰才是上策。
今のミアでは一対一では悪魔に勝てない。ならば、ほかの強者と連携することが最上。
沒必要為了讓受傷的人撤退而逞強。
負傷した者を下がらせるために無理をする必要はない。
「真是的……到底像誰啊……!」
「まったく……誰に似たんだか……!」
一邊說著,傑克便拉開了弓。
言いながらジャックは弓を構えた。
惡魔一邊承受著米亞的攻擊,一邊向前逼近。
悪魔はミアの攻撃を受けながら、進んできている。
只要能蓄力發射,就能暫時阻止它;但一靠近就無法完成那份蓄力。
攻撃を溜めて撃てていたうちは、動きを止められたが、近づいてくるとその溜めができなくなる。
米亞的攻擊已經不再奏效。
ミアの攻撃は通じなくなっていた。
接著惡魔來到米亞面前。
そして悪魔がミアの前にやってきた。
「看招!!」
「ええいですわ!!」
米亞並沒有試圖避開惡魔的攻擊。
ミアは悪魔の攻撃を避けようとはしない。
她做好了同歸於盡的覺悟,準備放出自己最大的火力。
相打ち覚悟で自分の最大火力を放とうとしたのだ。
但就在米亞的攻擊要發出的瞬間。
だが、ミアの攻撃が放たれる瞬間。
惡魔的上半身被炸飛了。
悪魔の上半身が吹き飛んだ。
即便是惡魔,若對傑克的攻擊毫無防備地承受,也會受到致命傷。
悪魔といえど、ジャックの攻撃を無防備で受ければ致命傷となる。
知道這點的賽爾把傑克送到遠方。
それがわかっているから、セイルはジャックを遠くに飛ばした。
然而,傑克回來了。
しかし、ジャックは帰ってきた。
「魔弓使要靠腳步機動,別停下來。」
「魔弓使いなら足を使え。止まるな」
一邊消滅剩下的下半身,傑克對米亞說道。
残る下半身を消滅させながら、ジャックはミアに告げる。
米亞呆住了,但很快恢復過來。
唖然としていたミアだったが、すぐに立ち直る。
然後。
そして。
「是弓神吧!?SS級冒險者的魔弓使!」
「弓神ですわね!? SS級冒険者の! 魔弓使い!」
「是這樣沒錯……」
「そうだが……」
米亞突然靠向傑克。
いきなりミアがジャックに近づいてきた。
傑克對她那出乎意料的反應感到困惑。
意外すぎる反応にジャックは戸惑った。
然而,更令他困惑的事接著發生。
だが、さらに戸惑う出来事が起きる。
「我是您的粉絲!!」
「ファンですわ!!」
「呃、喔……」
「お、おう……」
不知道該如何回應,傑克只能點頭。
どう反応していいかわからず、ジャックは頷くことしかできない。
但米亞完全不顧傑克的反應。
しかし、ミアはジャックの反応などお構いなしだった。
「我也是魔弓使!我叫米亞!」
「わたくしも魔弓使いですわ! ミアと申しますの!」
「看一眼就知道。」
「見ればわかる」
「咦!?真的嗎!?)」
「えっ!? そうですの!?」
真是個奇特的孩子。
変わった子だ。
傑克望著米亞的反應,苦笑著。
ジャックはミアの反応を見ながら苦笑する。
若是由自己親自撫養,恐怕不會長成這樣。
自分が育てたら、とてもこうはならなかっただろう。
他想,大概是因為身邊有人疼愛她吧。
周りに恵まれたのだろうと、思った。
有一件事他早已決定好。
決めていたことがある。
他決定絕不否認自己的女兒。
決して娘のことは否定しないと決めていた。
不管他覺得她多麼愚蠢。
どれだけ馬鹿だと思っても。
不管他覺得她有多傻。
どれだけ愚かだと思っても。
他想要好好珍惜現在的女兒。
今の娘を大事にしようと思っていた。
於是,傑克開口道。
だから、ジャックは告げる。
「能動就跟上。我要爭取讓受傷的人撤退的時間。」
「動けるならついてこい。負傷した者が下がる時間を稼ぐぞ」
「是、是的!!」
「は、はいですわ!!」
「好好看著。這就是所謂真正的魔弓使的戰鬥。」
「よく見ておけ。真の魔弓使いの戦いってやつをな」