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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

斷章 憑依召喚

因為收到超多私訊說想看『出涸らし皇子』,所以這次破例特別寫一次(*´艸`)。

出涸らし皇子を書いて欲しいってめちゃくちゃDM来たから今回だけ特別です( *´艸`)

福利!!

サービス!!

順帶一提,目前正在連載新作喔。

ちなみに現在、新作連載中('ω')ノ

也請多多支持新作,拜託了。

ちゃんと新作も応援してくださいねm(__)m

那是在前往公國的旅途中。

それは公国への旅路の途中。

原本應該是在路過城市、為了休息而住進旅館睡著的我,醒來時卻已站在一片空無一物的純白空間裡。

休憩のために立ち寄った都市の宿で眠りについていたはずの俺は、気づけば何もない真っ白な空間に立っていた。

「這裡是……?」

「ここは……?」

心裡想著大概是某個精神世界,卻沒看見任何像是主人的存在。

どこかの精神世界だろうなと思いつつ、主らしき者がいない。

等了一會兒,突然一名小男孩出現在我眼前。

しばらく待っていると、突然、俺の眼の前に小さな少年が姿を現した。

是個金髮少年。

金髪の少年だ。

他的眼睛是偏向深藍,幾乎接近黑色。

その目は黒よりの青。

他穿著帝國皇族的服飾,顯得戰戰兢兢,連正眼看我都不敢。

着ているのは帝国の皇族の服。オドオドして、俺の顔をまともには見れないようだ。

但我對這名皇族毫無印象。

だが、そんな皇族に見覚えはない。

「是你召喚我的嗎?」

「俺を召喚したのか?」

「……是、是的……非常抱歉……」

「……は、はい……申し訳ありません……」

我大概能猜出用了什麼。

何を使ったのかは想像がつく。

那是屬於古代魔法的一種,稱為「憑依召喚」。

古代魔法に属する一つ。〝憑依召喚〟だ。

藉由特殊魔導具的輔助,將自己以外的某人附身到自己身上。

特殊な魔導具による補助で、自分以外の誰かを自分へ憑依させる。

但並不是誰都可以。

だが、誰でもいいわけではない。

必須有良好的相性才行。

相性が良くなきゃいけない。

而且只能用在孩童身上;自我已確立的成年人無法容納附身的靈魂。

さらには使えるのは子供だけだ。自我が確立した大人では憑依する魂を受け入れられない。

而且一生只能使用一次,足見這魔法的負擔有多沉重。

しかも使えるのは人生で一度だけ。それだけ負担の大きい魔法だ。

不過在古代魔法裡,它不會被適性左右。

ただ、古代魔法の中では適性に左右されない。

只要擁有龐大的魔力,且與被召喚的靈魂相性良好,就能成功。

膨大な魔力と召喚する魂との相性が良ければ、それだけで成功する。

畢竟不過是借出身體而已。

結局は体を貸すだけだからな。

「為什麼要召喚我?」

「なぜ俺を召喚した?」

「……在我所知道的範圍裡……您是最強的人……」

「……僕の知る中で……一番強い人なので……」

「那真是榮幸啊」

「そりゃあ光栄だな」

我聳了聳肩,嘆了口氣。

肩を竦めながら俺はため息を吐いた。

他知道我很強。

俺が強いと知っている。

也就是說,這孩子不是現代的皇族。

つまり、この子は現代の皇族じゃない。

而是生活在比現在更遙遠的未來時代的皇族。

今より先の時代を生きる皇族だ。

沒聽說過會讓過去的人附身,難道這是阿德拉血統才能辦到的技術嗎?

過去に生きる者を憑依させるなんて聞いたことないが、アードラーの血筋が成せる技か。

按理來說,對象應該只是召喚者一生中曾存在過的人。

本来ならば、召喚者の人生内の者くらいが対象のはずだ。

一般來說是已經死去的近親。

死んでしまった近親者が一般的だ。

如果我和這孩子有關且已死去,那麼被召喚的應該會是我臨死前的那個時候的我。

俺がもしもこの子と関係あり、死んでいたならば死ぬ直前の俺が召喚されるはず。

這麼一想,這次真是特例中的特例。

そう考えると今回は特例中の特例だな。

想必只要我離開這裡,就會忘記這件事吧。

きっと、この場を立ち去れば俺はこのことを覚えていないだろう。

「那個……您願意應我的召喚嗎……?」

「あの……僕の召喚に応じていただけますか……?」

「這是危險的魔法。我不會問你怎麼能使用它,也不會問你是誰。我只問一個問題:為什麼需要我的力量?」

「危険な魔法だ。どうして使えるのかは聞かない。君が何者かも聞かない。ただ、一つだけ質問しよう。なぜ俺の力が必要なんだ?」

「……哥哥在戰鬥……我沒有能幫上忙的力量……」

「……兄が……戦っています……助ける力が僕にはなくて……」

「所以要依靠別人嗎?」

「だから人に頼るのか?」

「……是的。我會拜託別人。」

「……はい。頼ります」

少年第一次直視著我。

少年は初めて真っすぐ俺を見つめた。

那雙眼神確實是阿德拉之人的。

その目は確かにアードラーの者だった。

本來想說若只是一次就拒絕,但這孩子看得很清楚。

一度だけとか言ったら断わろうと思ったが、この子はよくわかっている。

現在是該接受幫助的時候。

今は助けてもらうときだと。

是無論如何都必須依靠別人的時刻。

何が何でも頼らねばならないときだと。

不是為了撒嬌才召喚我的。

甘えて俺を召喚したわけじゃない。

他把我當作切牌,當作自己所能做的最好的辦法召喚來的。

切り札として、自分ができる最善として俺を召喚したのだ。

「記住,理不盡的事總會突然襲來。你會因此失去切牌,下一個切牌要好好準備,知道嗎?」

「よく覚えておけ。理不尽はいつだって突然襲ってくる。お前はこれで切り札を失う。次の切り札はちゃんと用意しておくんだぞ?」

「是!」

「はい!」

「好孩子。」

「いい子だ」

我輕輕撫摸他的頭,然後從少年的身旁走過。

軽く頭を撫でると、俺は少年の横を通り過ぎていく。

因為是交接的時間。

バトンタッチの時間だからだ。

「嗯……有張令人懷念的面孔啊。」

「さて……懐かしい顔がいるな」

眼前是一隻巨大的龜。

目の前には巨大な亀。

周圍騎士們騎著馬四處奔馳。

その周りを騎士たちが馬に乗って走り回っている。

看起來他們在想辦法吸引龜的注意。

どうにか亀の気を引こうとしているようだ。

我站在都市的外牆上。

俺は都市の外壁に立っていた。

我明白情況。

状況はわかっている。

他們正在設法不讓牠靠近這座城市。

どうにかこの都市に寄せ付けないようにしているのだ。

高聲喊話的是個個性鮮明的金髮青年。

声を張り上げるのは癖のある金髪の青年。

「騎士們!牠已經沒以前那麼可怕了!魔法也還有些效用!只要爭取到民眾逃跑的時間就夠了!就在這裡拼命守住!」

「騎士たちよ! かつてほどの脅威ではない! 魔法も多少は効く! 民が逃げる時間だけでいい! ここで稼ぐぞ!」

揚起劍的同時,青年在馬上持續鼓舞騎士們。

剣を掲げながら、青年は馬の上で騎士たちを鼓舞し続ける。

回頭一看,民眾的疏散似乎在穩步進行。

後ろを見ると、着々と民の避難は進んでいるようだ。

「殿下!殿下也請快逃!」

「殿下! 殿下もお逃げください!」

「別說傻話!正因為我在這裡,近衛騎士們才會拼命前來!為了催促帝都的援軍,我不會退卻!」

「馬鹿を言うな! 俺がここにいればこそ、近衛騎士たちも必死に向かってくる! 帝都からの援軍を急かせる意味でも俺は退かん!」

「可是!」

「ですが!」

「別囉嗦了!若是在這裡死了那就算了!我沒有巨大的魔力也沒有高強的劍技,但我有信念!我要成為皇帝!若拋下騎士與百姓獨自逃跑,那有何意義!?只要我留在這裡就還能發揮些作用!讓我留下!」

「くどい! ここで死ぬならそれまでだ! 俺には巨大な魔力も剣技もないが、信念だけはある! 俺は皇帝になる! それなのに騎士と民を見捨て、俺だけ逃げて何になる!? ここにいれば多少の役には立つ! 居させろ!」

只要他在這裡,救援就會來得更快。

自分がこの場にいれば、救援は早まる。

騎士們也在奮戰。

騎士たちも奮闘する。

正因為知道這一點,即便無法改變情勢,他也會留在此處。

それがわかっているから、状況を変えられなくてもこの場に居続けている。

為了能稍微拖延最糟的局面一點。

最悪な状況を少しでも遅らせるために。

他不是英雄,沒有那種力量。

英雄ではない。そんな力は彼にはない。

但是。

だが。

「他心裡確實有想要拯救的東西呢。」

「助けたいと思う何かはあるな」

一邊說著,我把右手朝那隻巨大之龜──靈龜伸去。

言いながら、俺は右手を巨大な亀、霊亀へと向ける。

就在那時我察覺到什麼不對勁。

そこで気づいた。

感覺哪裡不太對,才發現我的身形仍然是阿諾爾特的樣子。

何かしっくりこないと思ったら、俺の姿はアルノルトのままだった。

那可不行。

それではいけない。

「果然凡事還是講究形式。」

「やっぱり何事も形からだな」

說著,我把自己的服裝變換成西爾弗那樣的銀色裝束。

そう言って俺は自分の服をシルバーの物へ変化させた。

面具不在手邊,所以只是幻術。

仮面は手元にないから幻術だ。

不過,感覺上就像真的是西爾弗本人。

だが、気分はシルバーそのものだ。

我就那樣再次朝靈龜伸出右手。

そのまま俺は霊亀に改めて右手を向ける。

≪我乃代行天意者・我知天與地之法・斷罪之時來臨・有罪者當顫抖、無罪者當歡喜・我之言即神之言・我之一擊即神之一擊・此手所聚者乃焦天之劫火・天焰啊,令有罪者化為灰燼――執行·燦耀≫

≪我は天意を代行する者・我は天と地の法を知る者・断罪の時来たれり・咎人は震え罪無き者は歓喜せよ・我が言の葉は神の言の葉・我が一撃は神の一撃・この手に集まるは天焦がす劫火・天焔よ咎人を灰燼と化せ――エクスキューション・プロミネンス≫

過去對那隻靈龜無效的魔法。

かつての霊亀には効かなかった魔法だ。

然而,這次卻產生了效果。

だが、今回は効果があった。

巨大的火焰把靈龜狠狠地往後擊飛。

巨大な炎によって、霊亀は大きく後ろへ吹き飛ばされる。

「是援軍嗎!?」

「援軍かっ!?」

「沒錯。是你弟弟把我叫來的。」

「そうだな。お前の弟が俺を呼んだ」

我瞬移到剛才那名青年面前,注視著他的雙眼。

転移で先ほどの青年の下へ飛び、俺はその目を見た。

和弟弟一樣,他有一雙好眼神。

弟と同様、良い眼をしている。

「SS級冒險者……西爾弗……就是那位『銀滅』魔導師本人嗎?」

「SS級冒険者……シルバー……銀滅の魔導師本人か?」

「正是如此。」

「いかにも」

「也就是說,是我的……」

「つまり、俺の」

「那之後我就不追問了。你只要好好感謝你弟弟,並反省自己為何會把事情弄成這樣。」

「そこから先は聞かないでおこう。お前はただ、自分の弟に感謝して、こんな事態になっていることを反省するんだな」

「突然就開始唸叨了嗎?」

「いきなり小言か」

青年皺著臉點了好幾次頭。

青年は顔をしかめながら何度か頷く。

可是。

だが。

「我會感謝也會反省。但不接受你那套說教。你大多數問題都是靠魔法解決的,別擺出一副了不起的樣子。」

「感謝も反省もしよう。だが、あんたからの小言は受け付けない。大抵の問題は魔法で解決してきた癖に偉そうに言うな」

「魔法也是我的一種力量。要是不服氣就去習得能與之匹敵的東西。無力並非應該被責備,但無力能做的事畢竟有限。」

「魔法だって俺の力の一つだからな。悔しかったら匹敵するだけの何かを身につけろ。非力は責められることじゃないが、非力じゃできることは限られるぞ」

我咧嘴一笑,也許看懂了我臉上的表情,那青年立刻更加皺起了臉。

ニヤリと笑うと、どういう顔をしているのかわかったのか、青年は盛大に顔をしかめた。

接著。

そして。

「那我就讓你看看有力量是多麼方便吧。」

「それじゃあ力があると便利だってことを見せてやろう」

我升到空中,雙手張開。

俺は上空に上がると両手を広げた。

魔力已經累積完畢。

すでに魔力は溜まっている。

靈龜也重新穩住了身形。

霊亀も体勢を立て直した。

牠似乎察覺到力量差距,正要進入硬化狀態。

さすがに力の差を感じたのか、硬化に入ろうとしている。

「才不會讓你做到呢。」

「させんよ」

我低聲喃喃,雙手在胸前合攏。

小さく呟きながら両手を胸の前で寄せた。

銀色的光球開始在雙手之間形成。

銀色の玉が両手の間に作り出され始める。

≪我乃知銀之理者・我為真銀所選≫

≪我は銀の理を知る者・我は真なる銀に選ばれし者≫

≪銀星自星海而來・照耀大地,使蒼天震顫≫

≪銀星は星海より来たりて・大地を照らし天を慄かせる≫

≪其銀之輝為神之真理・其銀之煌為天之庇護≫

≪其の銀の輝きは神の真理・其の銀の煌きは天の加護≫

≪刹那之銀閃・無窮之銀輝≫

≪刹那の銀閃・無窮なる銀輝≫

≪銀光啊,寄宿於我之手,為滅不遜之者而――銀耀之光≫

≪銀光よ我が手に宿れ・不遜なる者を滅さんがために――シルヴァリー・レイ≫

我捏碎銀色光球後,周圍展開的七顆光球同時向靈龜射出銀色光芒。

銀の玉を押しつぶすと、周囲に展開された七つの光球が一斉に霊亀へ向かって銀光を照射した。

霎時間靈龜被吹飛,身體又化回為魔力。

一瞬で霊亀はその体を吹き飛ばされ、また魔力へと還っていく。

目送那個場面後,我回頭準備對剛才的青年說些什麼。

その光景を見届けると、俺は先ほどの青年に何か言おうと振り返る。

但在青年身旁,竟然站著一位出乎意料的人物。

だが、青年の傍には予想外の人物がいた。

是一名全身披著漆黑鎧甲的騎士。

黒一色の鎧に身を包んだ騎士だ。

明顯與周遭格格不入,等級完全不同。

明らかに周りとは格が違う。

「你來得太晚了,已經解決了吧?」

「来るのが遅かったな、もう解決したぞ?」

「真沒想到會有先客……而且還是那個西爾瓦。」

「まさか先客がいるとは……しかもあのシルバーとは」

「看來倒是有個正經的護衛啊。不過,既然沒能趕上,也讓人懷疑能不能稱呼他為護衛。」

「ちゃんとした護衛がいるらしいな。まぁ、間に合わないあたり、護衛と呼んでいいのか悩ましいところだが」

「那個……」

「それは……」

「別說了。光靠嘴是贏不了的。」

「やめておけ。口では勝てん」

青年阻止了黑騎士欲言的動作。

黒騎士が何か言おうとするのを青年が止める。

然後朝他揮手,彷彿在示意快回去。

そして、さっさと帰れとばかりに手を振る。

對那樣的青年苦笑後,我落地,閉上了眼睛。

そんな青年に苦笑しつつ、俺は地面に着地してから目を閉じた。

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一睜開眼,我就躺在旅店的床上。

目を開けると宿屋のベッドの上だった。

身旁是菲妮。

横にはフィーネがいた。

「早安,阿爾大人。」

「おはようございます。アル様」

「啊,早安……」

「ああ、おはよう……」

「您怎麼了嗎?」

「どうかなさいましたか?」

「不……記不太清了……好像做了個夢。」

「いや……よく思い出せないが……夢を見ていたみたいだ」

「夢嗎?是什麼樣的夢呢?」

「夢ですか? どんな夢でしょうか?」

「沒什麼大不了的。只是記得夢裡出現的那傢伙很囂張。」

「大したことないさ。ただ、夢に出てきた奴が生意気だったのは覚えてる」

這麼說著,我便從床上起身。

そんなことを言いながら、俺はベッドから抜け出したのだった。