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最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~

第四百二十七話 令人恐懼的局面

哈根蒂向我射出大量水彈,我以右手在前展開的結界硬生生擋下,然後縮短了距離。

ハーゲンティは大量の水弾を俺に向かって放ってくるが、俺は右手の前に展開した結界で無理やり防いで距離を詰める。

「真是好大的膽子呢?明明是魔導師」

「強気なことだな? 魔導師なのに」

「那是必要的」

「必要なんでな」

我就這樣衝向哈根蒂,猛撲上去撞了上去。

俺はそのままハーゲンティに体当たりを敢行する。

哈根蒂被我出乎意料的舉動弄得動作微微遲滯。

俺の意外な行動にハーゲンティの動きが少し遅れる。

趁那個空檔我在哈根蒂身後開了轉移門,連同自己把哈根蒂一併推了進去。

その隙に俺はハーゲンティの後ろに転移門を作り、自分ごとハーゲンティを押し込んだ。

然後。

そして。

「真是的……這送迎也太粗暴了吧」

「まったく……送迎にしては荒っぽいことだ」

「接下來會更粗暴」

「これからはもっと荒っぽくなる」

我們飛到北部平原的上空。

俺たちが飛んだのは北部の平原。その上空。

那是曾與靈龜戰鬥過的地方。

かつて霊亀と戦った場所だ。

在這裡肆意暴走應該沒什麼問題。

ここなら暴れても問題ないだろう。

「銀族的轉移魔法……雖然聽說過,但果然相當便利。難道長距離短距離都能隨心所欲?」

「シルバーの転移魔法……噂に聞いてはいたけど、便利なようだ。もしや長距離も短距離も自由自在かな?」

「那又如何?」

「だとしたらどうだ?」

我瞬移繞到哈根蒂身後,一腳把他踢飛。

俺は転移で瞬時にハーゲンティの後ろに回り込むと、ハーゲンティを蹴り飛ばす。

哈根蒂狠狠摔向地面,揚起塵土被轟飛出去。

ハーゲンティは思いっきり地面に落下し、土煙を立てながら吹っ飛んでいく。

我不放過那個空檔,開始詠唱。

その隙を逃さず、俺は詠唱に入った。

『我乃代行天意者・我知天與地之法・審判之時降臨・有罪者應當顫抖,無罪者當歡喜・我之言為神之言・我之一擊為神之一擊・於此手中匯聚焚天的劫火・天焰啊,將有罪者化為灰燼――エクスキューション・プロミネンス』

≪我は天意を代行する者・我は天と地の法を知る者・断罪の時来たれり・咎人は震え罪無き者は歓喜せよ・我が言の葉は神の言の葉・我が一撃は神の一撃・この手に集まるは天焦がす劫火・天焔よ咎人を灰燼と化せ――エクスキューション・プロミネンス≫

對方使用的是水系魔法。

相手は水を使う。

使用相剋的火,是為了確認對方的實力。

相性の悪い火を使うのは、相手の実力を確かめるため。

我在面前展開的魔法陣放射出巨大火焰,朝哈根蒂襲去。

俺の前に展開した魔法陣から巨大な炎が放射され、ハーゲンティへと向かう。

哈根蒂則把附近河川的水攪聚起來,化成一頭巨大的水牛。

それに対してハーゲンティは近くにあった川の水をかき集め、それを巨大な牛へと変えた。

然後衝向我的エクスキューション・プロミネンス。

そして俺のエクスキューション・プロミネンスへと突撃させてきた。

我原以為會閃避,沒想到竟然來了場正面硬幹。

回避は予想していたが、真っ向勝負とはな。

「別小看我……!」

「舐めるな……!」

「這就是銀族的古代魔法嗎……有趣」

「これがシルバーの古代魔法か……興味深い」

水牛與火焰相互碰撞,短時間內僵持不下。

水牛と炎がぶつかり合い、しばらくの間、せめぎ合いを続ける。

然而不久兩者都達到極限,在半空中爆裂。

しかし、やがてどちらも限界を迎えて、空中で破裂してしまう。

就算附近有河流,能抵消我的エクスキューション・プロミネンス也讓人吃驚……。

近場に川があったとはいえ、俺のエクスキューション・プロミネンスを相殺するとは……。

而且根本沒有任何像樣的詠唱。

しかも詠唱らしい詠唱もなかった。

「真是壞毛病……對有興趣的東西總忍不住想親眼看看」

「悪い癖だ……興味のあるものはついついこの目で見たくなってしまう」

「所以才讓我轉移,也讓我攻擊,對吧?」

「だから俺に転移もさせたし、攻撃もさせたのか?」

「正是如此。真是精彩」

「そのとおり。素晴らしい」

「原來如此……」

「なるほど……」

我深深吐了一口氣。

俺は深く息を吐く。

雖然早有預料,但接受眼前的現實還是讓人有些疲憊。

予想はしていたが、目の前の現実を受け入れるのは少々疲れる。

因為知道接下來會變得麻煩。

これから先、厄介になるのがわかっているからだ。

「應該不會是已經用完了吧?還有其他嗎?」

「もう種切れということはないだろ? ほかには?」

「那句該輪到我說。魔奧公團懷有的『惡魔』只有你一個嗎?」

「それはこちらの台詞だな。魔奥公団が抱える〝悪魔〟は貴様だけか?」

惡魔無法使用魔法,也沒必要去使用。

悪魔には魔法が使えない。使う必要がない。

因為惡魔擁有名為『權能』的專屬能力。

なぜなら悪魔にはその悪魔専用の能力である〝権能〟があるからだ。

在南部戰鬥的惡魔弗爾卡斯能夠創造出巨大的大劍,並非施展了何種魔法,而只是持有那樣的權能。

南部で戦った悪魔のフルカスが巨大な大剣を作り出したのも、そういう魔法を使ったんじゃなくてそういう権能を持っていただけだ。

權能是專精型能力,由遠勝於人類的惡魔施展,因此遠遠超越魔法。

権能は特化しているうえに人間よりはるかに優れた悪魔が使うため、魔法を大きく上回る。

所以可以推斷哈根蒂是惡魔。能在無詠唱下抵消我的魔法的,也只有惡魔能做到。

だからハーゲンティは悪魔なのだと仮定できる。詠唱もなく俺の魔法を相殺できるのは悪魔くらいだ。

問題是他看起來無論如何都像個人類。

問題なのはどう見ても人間にしか見えないということだ。

當年弗爾卡斯出現時所恐懼的事,正成為現實。

かつてフルカスが現れた時に恐れたことが現実となっている。

惡魔混入了人群之中。

悪魔が人に紛れているのだ。

這是早有預測的。

予測はしていた。

以聖女為依代召喚惡魔,實在是太冒險的賭注。

聖女を依り代に悪魔を召喚するというのは、あまりに賭けすぎる。

魔奧公團這種一直潛伏在暗處的組織,不可能就這樣沒有試驗直接賭一把。

今まで闇に潜んでいた魔奥公団という組織がぶっつけ本番でそんな賭けをするわけがない。

應該是事前做過測試。

事前に試していたはず。

而且既然有成功例,便付諸實行了。

そして成功例があるから実行に移した。

這麼想的話也就不那麼令人驚訝,但它將帶來的大混亂卻是大陸級的。

そう考えれば驚くほどのことではない。だが、それがもたらす混乱は大陸規模だ。

曾差點滅絕人類的惡魔正以人形混跡於人類社會。

かつて人を滅ぼしかけた悪魔が人の姿で人間社会に紛れ込んでいる。

這是需要謹慎應對的重大案件。

慎重な対応が求められる重大案件だ。

但哈根蒂本人卻淡淡一笑。

だが、当のハーゲンティは軽く笑う。

「果然被發現了。不過就算被發現也沒什麼問題」

「さすがにバレたか。まぁバレたところで問題ではないが」

「魔奧公團試圖以聖女為依代召喚惡魔。我原以為那是愚蠢的想法……原來他們已經成功,還想更上一層樓嗎」

「魔奥公団は聖女を依り代として悪魔を召喚しようとしていた。愚かな考えだと思っていたが……すでに成功しており、さらに高みを目指した結果だったか」

「在帝國危機時必定會出現的SS級冒險者,果然頭腦敏銳。大致上就是如此。惡魔的依代有兩種:新鮮的屍體,或精神上接近惡魔的人。然而新鮮屍體的成功率極低,成功幾乎是偶然。因此他們搜集與欲召喚惡魔精神相近的人,逐一召喚,而其中一個就是我。」

「帝国のピンチには必ず現れるSS級冒険者。さすがに頭が切れる。大体その通りさ。悪魔の依り代は二つ。新鮮な死体か精神的に悪魔に近い人間。しかし、新鮮な死体の成功率は恐ろしく低い。成功はほとんど偶然の産物だった。だから召喚する悪魔に似た精神の者をかき集め、片っ端から召喚した。その一人が私ということさ」

「原來那原本的人格怎麼辦?看起來不像是和惡魔共存啊?」

「元の人格はどうした? 共存しているようには見えないが?」

「是花時間慢慢吞噬的。長期寄宿惡魔卻保持自我,並不是普通人能做到的。」

「時間をかけて取り込んだ。長期間、悪魔を宿して自我を保っているなんて普通じゃ無理なのさ」

「原來如此……挺會說話的傢伙」

「なるほど……ペラペラと喋る奴だ」

剛才我已經了解了很多。既有以屍體為依代的惡魔,召喚出的也不僅哈根蒂一人。

今ので分かったことは多い。死体を依り代にした悪魔もいるし、召喚されたのもハーゲンティだけではない。

他故意在說話。

喋っているのはあえてだ。

從容不迫。

余裕。

哈根蒂正擁有那份從容。

それがハーゲンティにはある。

那份從容自先前以來始終未曾崩解。

それは先ほどから決して崩れない。

「聽說你在南部討伐過以屍體為依代的惡魔……生者與死者相比,作為依代的品質當然是前者更勝一籌。換句話說,前者更能讓惡魔盡情發揮力量。」

「君は南部で死体を依り代にした悪魔を討伐したそうだが……生きている人間と死んでいる人間。依り代としての質は断然、前者のほうが高い。つまり、前者のほうが悪魔の力を思う存分振るえるということだ」

我感到異樣抬頭望向天空,發現空中密密麻麻排列著水槍。

異変を感じて空を見上げると、空には隙間なく水の槍が並んでいた。

想必是利用剛才散開的水。

さきほど散った水を利用したんだろう。

竟能在毫無預備動作下啟動如此大規模的行動。

これほど大規模な行動を予備動作なしで行うとは。

確實比南部的惡魔更強一級。

たしかに南部の悪魔より格上ではあるだろう。

不過是否就無法取勝,那又是另一回事。

だが、勝てない相手かというとまた別問題だ。

「運氣不錯」

「運が良い」

「什麼意思?」

「どういうことだ?」

「你就算全力出擊也似乎沒問題」

「お前は全力で当たっても問題なさそうだ」

一邊說著,我將雙手合十於胸前。

言いながら俺は両手を胸の前で合わせる。

然後。

そして。

『我乃知曉銀之理者・我為真實銀所選者』

≪我は銀の理を知る者・我は真なる銀に選ばれし者≫

迅速地開始了詠唱。

素早く詠唱を開始したのだった。