最強出涸らし皇子の暗躍帝位争い~帝位に興味ないですが、死ぬのは嫌なので弟を皇帝にしようと思います~
第三百九十九話 一目了然的心意
「阿爾,北部貴族中有幾個人希望參加對藩國的侵攻。」
「アル、北部貴族の何人かは藩国侵攻に参戦を希望しているわ」
「明明才剛經歷那麼一場大戰,他們還真有精神啊。」
「あれだけ大きな戦の後なのに元気なもんだな」
在接到夏爾的報告時,我深吸了一口氣。
シャルからの報告を受けながら、俺はため息を吐いた。
看著希望參戰的貴族名單,幾乎全是年輕一輩的貴族。
参戦を希望している貴族のリストを見れば、どれも若い貴族ばかり。
他們大概都有強烈的想要立功的心情吧。
手柄を立てたいという想いが強いんだろう。
但是,開戰也不是免費的。
だが、戦争をするのもタダじゃない。
「他們真的認為自己還有那麼多餘力嗎?」
「彼らは自分たちにそこまで余力があると思っているのか?」
「他們說軍馬的交易也已經開始,還主張這會成為一種表現機會……」
「軍馬の取引も開始されて、そのアピールにもつながると主張してるけど……」
「上次的戰爭已經足夠了。而且如果讓北部貴族參戰,東部貴族可不會高興。」
「前回の戦争で十分だ。それに北部貴族を参戦させると東部貴族が良い顔をしないだろう」
東部貴族特地跑到北部來,就是為了在討伐藩國時能夠立功。
わざわざ東部貴族たちが北部まで出向いたのは、藩国侵攻で手柄を立てるためだ。
北部貴族在先前的戰事中已經揚名。
北部貴族は先の戦争で名を上げた。
北部貴族勇猛果敢,北方的騎士更被評為帝國首屈一指。
北部貴族は勇猛果敢であり、北部の騎士は帝国随一と評判になっている。
這幾年父上都沒有出陣。
ここ数年、父上の出陣はなかった。
自從帝國軍整備起來後,貴族與騎士能發揮的場所變得有限。父上出陣時能同赴沙場,對貴族與騎士來說本是少有的機會,但連那也沒有了。
帝国軍が整備されてから、貴族と騎士の活躍の場は限られてきた。父上の出陣の際、共に同行するのは貴族と騎士にとって数少ないチャンスだったが、それもなかった。
當大家都說騎士的時代結束了,這樣的機會卻突然降臨。
もはや騎士の時代は終わったと言われていた頃、こうしてチャンスが降ってわいてきた。
東部貴族也拚命想要抓住這個機會。
どうにかそのチャンスをつかもうと東部貴族も必死だ。
「不過,若直接回絕,給人的印象會不好吧……」
「だが、突っぱねれば印象が悪くなるか……」
「肯定會被認為只是在討好東部貴族。」
「東部貴族の顔ばかり立てているって思われるのは間違いないわね」
「唉……把通知發給各領主。集結五百名精銳。作為我的直屬,直接借給莉澤姊上。想要立功的就讓騎士去立,替我轉達。」
「やれやれ……各領主に通達してくれ。精鋭五百名を集める。俺の直下として、そのままリーゼ姉上に貸し出す。手柄が欲しければ騎士に立てさせろと言っておいてくれ」
「那樣的話不滿的人或許會少一些。」
「それなら不満も少ないかも」
莉澤姊上帶來的部下大約有一千人左右。
リーゼ姉上が率いてきた部下は千ほど。
其中大多數也都被調去支援國境守備。
その大部分も国境守備の応援に回っている。
莉澤姊上將率領那支借來的東部諸侯聯合軍出戰。
リーゼ姉上は借り物である東部諸侯連合を率いて戦うわけだ。
雖然有萊因費爾特公爵在場,但若沒有自家的戰力,作戰仍會困難。
ラインフェルト公爵がいるとはいえ、自前の戦力がなければ戦いにくいだろう。
因此我會將直屬的戰力借給莉澤姊上。
そのために俺からリーゼ姉上に直下の戦力を貸し出す。
以莉澤姊上的性格來看,到了該上前的時候她不會猶豫。
リーゼ姉上の性格を考えれば、前に出るべきときは迷わず前に出る。
可以說是一種近衛隊。
ある種の近衛隊だ。
若由北部的騎士擔當,也能保全面子。
それを北部の騎士が務めれば面目も立つだろう。
「那麼那件事就算解決了……接下來是關於集結在ツヴァイク侯爵領的東部諸侯聯合軍的事情。」
「じゃあその件は解決っと……次はツヴァイク侯爵領に集結している東部諸侯連合軍の話ね」
「糧草夠嗎?」
「兵糧は足りそうか?」
目前在ツヴァイク侯爵領駐紮著東部諸侯聯合軍。
ツヴァイク侯爵領には現在、東部諸侯連合軍が駐屯している。
總勢約二萬人在城外紮營。
総勢二万が街の外で野営している。
當然是為了準備侵攻。
もちろん侵攻に備えるためだ。
準備就緒後,元帥莉澤羅特將領軍率先發動對藩國的侵攻。
準備が整えば元帥リーゼロッテが先頭に立って、藩国侵攻が行われる。
用於此役的兵糧也已保存在ツヴァイク侯爵領。
そのための兵糧もツヴァイク侯爵領に保管されていた。
「兵糧足夠。萊因費爾特公爵準備的物資還相當充裕。」
「兵糧は十分よ。ラインフェルト公爵が用意してくれたものが有り余っているわ」
「那就好。原則上預期是短期決戰,但若拖得久就需要更多兵糧。」
「そりゃあ良かった。一応、短期決戦の見込みだが、長引けば兵糧が必要になってくるからな」
如果一切按計畫進行,對藩國的侵攻會很快結束。
予定通りにいけば藩国侵攻はあっさり終わる。
擁立逃亡來的王女,讓被策反的貴族放下武器。
亡命してきた王女を担ぎ上げ、調略した貴族たちに武器をおろさせる。
到那時,保護王者的人數應該會很少。
その時点で王を守る者は少数だろう。
「只是……那麼多人駐紮在城附近,難免會使流通停滯,這是個缺點。」
「ただ……あれだけの数が街の近くにいるとどうしても流通が滞っちゃうのが難点よ」
「只能請人將就接受……戰前只要稍有可疑之處,騎士們就會設檢查站。也沒辦法命令他們停止。」
「仕方ないと諦めてくれ……戦争前だから不審な様子が少しでも見られれば、騎士たちは検問する。やめろというわけにもいかない」
已有好幾起商人前往城裡時被騎士搜查貨物的報告。
街を目指す商人が騎士たちに荷物をチェックされるという事案はいくつも報告されている。
但那裡是軍陣所在。
しかし、あそこにあるのは軍の陣だ。
路過附近的人被嚴格檢查是理所當然的。
近くを通る者は厳しくチェックするのは、当然だ。
況且對方是藩國。
ましてや相手は藩国。
即便認真對付,也不是能贏過帝國的國家。
まともにやっても帝国には勝てない国だ。
正因如此,必須留意各種細微的策略與手段。
だからこそ、細かい策略には気をつけねばいけない。
「沒辦法了嗎?」
「どうにもならない?」
「很難啊。我會想想辦法的。」
「難しいな。何か考えておく」
「嗯,拜託你了。那我這邊就先告一段落。」
「うん、お願い。それじゃあ私からは以上よ」
「好,麻煩你了。」
「オーケーだ。よろしく頼む」
說完夏爾便離開了房間。
そう言ってシャルが部屋を出ていった。
然後我又深深嘆了口氣。
そして俺は深くため息を吐く。
「累了嗎?」
「疲れてる?」
「嗯……有點累。」
「まぁな……」
默默坐在我旁邊的艾爾娜開口問道。
俺の横で黙っていたエルナが声をかけてきた。
現在只有我們兩個人。
今は二人だけだ。
稍微說些消極的話應該沒關係吧。
多少弱音を吐いても問題ないだろう。
「……父上把牽制莉澤姊上的韁繩交到我手上,裡頭夾雜著『或許你能阻止她』那樣的期待。」
「……父上はリーゼ姉上の手綱を俺に投げてきた。そこには俺なら止められるかもという期待が混じってる」
「討伐藩國的行動是在阿爾的責任之下進行的。我想元帥莉澤羅特也不會多做多餘的事……」
「藩国侵攻はアルの責任の下に行われるわ。リーゼロッテ様も余計なことはしないと思うけど……」
「通常是這樣,但對莉澤姊上而言,藩國並非普通的對手。他們招致長兄之死,還用臣下的暴走草草了事,是她應該憎恨的敵人。再加上莉澤姊上已懷著怒火三年之久。」
「普通なら、な。リーゼ姉上にとって藩国は普通の相手じゃない。長兄の死を招き、臣下の暴走で片づけた藩国は憎むべき敵だ。しかもリーゼ姉上は怒りを三年間も抱えてきた」
「你覺得那股怒火會失控嗎?」
「その怒りが暴走すると思ってるの?」
「若失控也不奇怪。所以父上沒有把全權交給莉澤姊上。但……我能否阻止她,還是不確定。」
「してもおかしくない。だから父上は全権をリーゼ姉上に預けなかった。だが……俺で止められるかはわからない」
我已經盡了所能。
やれることはやった。
我以為自己已經做了讓莉澤姊上認可的努力。
リーゼ姉上に認めてもらえるようにしてきたつもりだ。
但在莉澤姊上眼中仍然不足以得到她的認同。
だが、それでもリーゼ姉上にとっては認めるほどではない。
想要阻止莉澤姊上,想必需要一個契機。
きっとリーゼ姉上を止めるなら切っ掛けが必要だ。
一個能讓她認可我、覺得可以聽從我指示的切入點。
俺を認め、俺の指示に従ってもいいと思える切っ掛けが。
然而莉澤姊上那樣認可的人是長兄。
だが、リーゼ姉上がそうやって認めていた相手は長兄だ。
必須讓她看到我有能力接近長兄那般的姿態,這對我來說是沉重的壓力。
長兄に迫る姿を見せなきゃいけないというのはプレッシャーだ。
「那不是讓莉澤羅特閣下什麼都不做就好了嗎?」
「じゃあリーゼロッテ様に何もさせなきゃいいんじゃない?」
「如果只是那樣就能解決,父上也不會指定莉澤姊上。積累太多的怒火終會毀了身體,需要一個發洩的出口。或許……若有人替她討伐藩國,莉澤姊上會發瘋。」
「それで済むなら父上もリーゼ姉上を指名したりしない。怒りをため込みすぎれば、いずれ体が壊れる。発散する場が必要だ。きっと……誰かが藩国討伐を代わりにやったらリーゼ姉上は狂う」
「會不會有點誇張呢?」
「大げさじゃないかしら?」
「對莉澤姊上來說,長兄是那麼重要,和其他兄弟完全不同。」
「それくらいリーゼ姉上にとって、長兄は大切な存在だった。他の兄弟とはわけが違う」
「比阿爾還重要嗎?」
「アルより大切なの?」
「不能拿來直接比較……長兄的死毀掉了莉澤姊上的夢想。她所託付的許多想望如今化為遺憾。三年看似短卻又漫長,她一直在等待親手討伐藩國的日子。即便她失去節制也不令人驚訝。」
「比べられるものじゃないだろうが……長兄の死によってリーゼ姉上の夢は壊れた。託した多くの想いは今、無念に変わっている。三年は短いようで長い。自らの手で藩国を討つ日を心待ちにしていたんだ。歯止めがきかないとしても驚きじゃない」
作為弟弟,我不想看到姊姊做出殘酷的行為。
弟として姉の凶行は見たくない。
但若她認為非把國家燒毀不可,她大概就會下手去做。
だが、国を焼かなきゃ気が済まないならやってしまうだろう。
對我來說,那等同於雷歐被殺。
俺にとってレオが殺されたようなものだ。
而且那時我並不在他身邊。
しかもその時、自分は傍にいなかった。
所以莉澤姊上的時間就在那一刻停住了。
だからリーゼ姉上の時間はそこで止まっている。
雖然在萊因費爾特公爵的幫助下她開始慢慢向前看,但這仍是需要克服的問題。
ラインフェルト公爵のおかげで少しずつ前を向き始めているとはいえ、乗り越えなきゃダメな問題だ。
該怎麼辦才好?
どうすればいいのか。
我正這麼想時,艾爾娜的手放在了我的雙肩上。
そんな風に思っていると両肩にエルナの手が乗ってきた。
抬頭一看,艾爾娜正凝視著我。
上を見れば、エルナが俺を見つめていた。
「阿爾總是為他人拼命呢。」
「アルはいつも他人のために一生懸命ね」
「……畢竟是姊姊啊。」
「……姉だからな」
「沒關係。那份心意一定會傳到莉澤羅特大人那裡的。只要阿爾不忘記那份心意並付諸行動,莉澤羅特大人一定會回應你。」
「大丈夫。その想いはきっとリーゼロッテ様に届くわ。アルがその想いを忘れないで行動すれば、きっとリーゼロッテ様は応えてくれる」
「希望是如此……」
「そうだといいけどな……」
「沒錯。身為從小一起長大的我來擔保,阿爾的心意很容易看透。」
「そうよ。幼馴染の私が保証してあげるわ。アルの想いはわかりやすいもの」
「……別把我當笨蛋。」
「……馬鹿にすんな」
我那樣回應艾爾娜的話,然後輕輕地笑了。
エルナの言葉にそんな風に答えながら、俺は軽く笑うのだった。